Flash Professioal CS6 で Adobe AIR 3.3 を使う場合の注意点

Flash Pro CS6 から、新しい AIR SDK の追加が簡単に行えるようになりました。

「ヘルプ」 → 「AIR SDK を管理」 から、新しい SDK のフォルダを追加すると、パブリッシュのターゲットに新しいバージョンが追加されます。

そのため、AIR 3.3 SDK を使った開発も簡単に始められます。もう、試してみた方も多いでしょうか。

ところで、AIR 3.3 SDK と Flash Pro CS6 の組み合わせで、ネイティブ拡張を使用する AIR アプリをパッケージすると、失敗する場合がある、ということが分かっています。

これは、以下の 2 つの理由によるものだそうです。 (もちろん、他の理由で失敗している可能性もありますが)

  • AIR 3.3 SDK の仕様変更が原因で、ネイティブ拡張を含むパッケージ作業の際に沢山の警告が出されるようになった
  • Flash Pro や Flash Builder は、一定以上の警告が出されると、パッケージ作業を中断する

もし、同じコードを AIR 3.2 SDK ではパッケージできた、あるいは ADT コマンドではパッケージできたという場合は、上の理由によりパッケージに失敗している可能性があります。

この状態を回避する方法としては、2 つ紹介されています。

  • ANE ファイルの platform.xml 内のリンクオプションに -w を指定して、再パッケージした ANE ファイルを使う
  • ANE の ソースコードが利用できない場合は、ADT を使ってパッケージする

次バージョンの Flash Builder と Flash Pro では、この問題は解決される予定という話でした。

 

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コメント(1)

まさにAir3.3+Flash BuilderでANE設定した書き出しが固まったままちっとも終らず、またADTコマンドであれば失敗しない事に気づき、
しょうが無いのでant設定をし終わったところです。

失敗するのはこういう理由でしたか。
確かにものすごい数の警告が出ています。

ANEは購入した物なので、再パッケージできません。。

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