2013年12月アーカイブ

Brackets の Sprint 35 が公開されています。

インストールすると Sprint 34 を上書きします。前のバージョンを残したい場合は、Sprint 35 をインストールする前に、インストール済みのファイル名を変更しておけば、引き続き利用できます。

実行してみると、起動時間が実感できる程度に短縮されているのがわかると思います。これは JavaScript のミニファイと LESS の事前コンパイルによるものだそうです。最大で 50% 高速化されているという話です。

Dreamweaver のアップデートが公開されました。既に、Creative Cloud アプリには、お知らせが届いていると思います。

今回の更新では、主にパフォーマンスの改善とバグ修正が行われています。特に、コードビュー関連の修正が多いようで、例えば、

  • 行数が増えるに従って、タイプする速度も遅くなる
  • コードビュー内で操作中にカーソルが消えることがある
  • '</' を入力するとクラッシュすることがある
  • PHP の文法が正しくてもエラー扱いされることがある

といった問題点が修正されています。

また、ショートカットキーの変更があり、CTRL+LEFT/RIGHT に割り当てられていた操作のデフォルトが ALT+LEFT/RIGHT に変更されたりしています。

コードビュー以外では 2 つほど目立つ変更が行われています。

先月の記事 (Flash Player 12 ベータと AIR 4 ベータの公開) でご紹介した次期 Flash Player と AIR のベータ版が更新されています。(Flash Player 12 Beta@Labs, AIR 4 Beta@Labs

新しいバージョンは以下の通りです。

  • Flash Player : 12.0.0.31
  • AIR : 4.0.0.1320

今回の AIR ベータは、Android 4.4 (KitKat) での動作テストを一通り行ったバージョンです。何か問題見つけたら、こちらに報告して欲しいとのことでした。

また、この後のアップデートからは、メジャーバージョンの番号が更新されるという話も公開されました。Flash Player 12 の次は 12.1 ではなくて Flash Player 13 になるようです。

さらに、AIR のバージョンは Flash Player と揃えられるそうです。なので、AIR 4 の次は一気に AIR 13 ということになります。

先週公開された Flash Profesional CC 13.1 では、HTML Canvas コンテンツ作成のワークフローが変更されました。

従来は、とりあえず Fla ファイルを編集したら、最後のパブリッシュの手順次第で出力フォーマットを選ぶというやり方でしたが、これが、新しく追加された Canvas 専用のドキュメント形式からのみ Canvas をターゲットにできる、という仕様に変更されています。

そうすると、これまで CreateJS 用に制作していた Fla ファイルからは、そのまま HTML コンテンツをパブリッシュできません。わざわざ新しい Canvas 用のドキュメントをつくって、そこにアセットを 1 つ 1 つコピーしたりインポートする作業が必要です。

さすがにそれは面倒、ということで、Fla ファイルのドキュメント形式を 「AS3 用から Canvas 用に変換」 するコマンドが用意されています。既存の Fla ファイルを開いて実行するだけで、HTML にパブリッシュする準備が整う便利ものです。

先日公開された Flash Pro の最新版では、HTML Canvas のサポートが追加されました。そして、Canvas ドキュメントでは、タイムラインに JavaScript が記述できるようになっています。

JavaScript では、文法のエラーや変数名のタイプミスなどのチェックが簡単ではありません。そのため、コードを解析してくれる JSLint のようなツールを利用している方も多いのではないでしょうか?

この JSLint をタイムラインに記述された JavaScript に対して使用できるようにつくられたのが JSLinter です。

ダウンロードはこちらです。 (JSLinter.zxp, 140 KB)

複数のフレームにまたがって、コードの静的な解析ができるのが嬉しいところです。エラーをクリックすると、実際のコードの該当する箇所に移動できるのも嬉しい点です。

プロジェクターは、Flash コンテンツをデスクトップ環境で実行できるようにパッケージしたもので、AIR の登場よりも前から利用されてきました。

しかし、Flash Pro CC では、この機能が提供されていません。64 ビット化によるツールの全面的な書き直しにより、Flash Pro CC では CS6 から移植されていない機能がいくつかありますが、プロジェクターもその 1 つです。

先日の製品アップデートと前後して、プロジェクターを書き出す拡張機能が公開されました。おそらく、将来的には、製品の機能に組み込まれるものと思われます。

ダウンロードはこちらです。 (Export_As_Projector.zxp, 22.8 KB)

これを使えば、Windows 環境では exe ファイルを、OS X 環境では app ファイルを書き出すことができます。

Flash Professioanl CC のアップデートが公開されました。新しいバージョンは 13.1.0.217 です。Flash Pro CC がインストールされていれば、Adobe Creatuve Cloud アプリ経由で更新の通知およびアップデートが行われます。

このアップデートで、OS X 10.9 と Windows 8.1 が正式にサポートされました。Flash Player 11.8 と AIR 3.8 のサポートも追加されています。

AIR 3.9 SDK を利用したい場合には、「ヘルプ」 → 「Adobe AIR SDK を管理」 と選択して追加します。iOS 7 のシミュレータを使うには AIR 3.9 が必要です。

HTML5 Canvas ドキュメント

今回のバージョンから、新規にドキュメントをつくる際の選択肢に、"HTML Canvas" が追加されました。

HTML Canvas を選んで作成したドキュメントは、ステージが Flash Player ではなくて Canvas になります。おなじみのタイムラインアニメーションやツール等を使ってコンテンツの制作を行い、パブリッシュすると JS ファイルが生成されるという仕様です。

2014年1月

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
レンタルサーバー

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261