Flash Player と AIR のバージョン 31 が公開されました。公開されたランタイムおよび SDK のバージョンは、それぞれの以下の通りです。

  • Flash Player : 31.0.0.108
  • AIR SDK & ランタイム : 31.0.0.96

新しい SWF のバージョンは 42 です。

今回の更新のタイミングに合わせて、Google Play から AIR ランタイムをダウンロードできなくなりました。これはバージョン 26 から共有ランタイム機能が廃止されたことに伴う措置ということです。

バージョン 31 の主な変更点は、以下の 2 つです。

  • macOS 向け NPAPI サンドボックスの提供
  • AIR デスクトップ用の画面情報を取得できる ScreenMode クラス

Firefox の最新版 62 から、Mac 環境では NPAPI 向けのサンドボックスが有効になっています。これにより、以下の動作がブロックされるようになります。

Flash Player と AIR のバージョン 30 が公開されました。公開されたランタイムおよび SDK のバージョンは、それぞれの以下の通りです。

  • Flash Player : 30.0.0.113
  • AIR SDK & ランタイム : 30.0.0.107

新しい SWF のバージョンは 41 です。

バージョン 30 の新機能は以下の通りです。

  • iOS の C++ Standard コンパイラーを C++14 にアップグレード
  • Android NDK を Revision 16b にアップグレード
  • Spectre / Meltdown への対応

Intel の CPU に対して Spectre / Meltdown と呼ばれる脆弱性が報告されています。これに対応するため、ActionScript の ByteArray クラスの shareable 属性のデフォルト値は false になりました。

これを変更するには、mms.cfg ファイルを変更します。つまり、システムの管理者権限が必要です。関連する項目は以下の 4 つです。

  • EnableInsecureByteArrayShareable 
    デフォルトは false。 true に設定することで Worker 間の ByteArray 共有が可能になる
  • EnableInsecureByteArrayShareableDomain
    ByteArray 共有を許可するドメインを指定できる。複数ドメインを指定する場合は、ドメインごとに指定する。先頭にワイルドカード(*)を指定できる
  • EventJitterMicroseconds
    値を 0 にすると、重要な Spectre / Meltdown への主要な対策が無効になる
  • TimerJitterMicroseconds
    値を 0 にすると、重要な Spectre / Meltdown への主要な対策が無効になる

 

Flash Player と AIR のバージョン 29 が公開されました。公開されたランタイムおよび SDK のバージョンは、それぞれの以下の通りです。

  • Flash Player : 29.0.0.113
  • AIR SDK & ランタイム : 29.0.0.112

新しい SWF のバージョンは 40 です。

バージョン 29 の新機能は、ベータ版の記事で紹介したものに 2 つ追加されています。どちらもデスクトップ版 AIR への機能拡張です。

表示デバイスとの同期/非同期を実行中に切り替え

AIR 28 まで、フレームバッファの描画レートはディスプレイの リフレッシュレートと同期されていました。AIR 29 からは、ディスプレイのレートとの同期と非同期を切り替える機能が追加されています。

この機能が利用可能な環境では、stage オブジェクトが発行する VsyncStateChangeAvailabilityEvent イベントの available 属性の値が true になります。stage オブジェクトの vsyncEnabled の値に true/false を設定することで、同期と非同期を切り替えられます。

Windows 7 環境では、vsyncEnabled に true を設定すると、Event.CONTEXT3D_CREATE イベントが再発行され、画面にちらつきが起きる場合があります。他の環境では、この現象は見られないとのことです。

AIR デスクトップの GPU メモリ上限の拡大

ARI 29 から、GPU メモリの上限がこれまでの 512 MB から 2048 MB に拡大されます。Stage 3D のプロファイルに、Standard_Extended または Enhanced を指定するとこの値が適用されます。

ただし、AIR 64 bit 限定です。また、この GPU メモリが利用できるのは 2D のテクスチャ (Texture, RectangleTexture) で、 CubeTexture が利用できるメモリ上限は以前と変わらず 256 MB です。

 

Flash Player および AIR バージョン 29 のベータ版が公開されています。新しい SWF バージョンは 40 です。

今回の主な追加機能、および変更点は以下の通りです。すべて AIR 関連の機能です。

  • 新しいソフトキーボードタイプの追加 (AIR モバイル)
  • メディアの自動再生のオプション (AIR モバイル)
  • 位置情報の許可の変更 (iOS)
  • Android SDK アップグレード
  • ENHANCED プロファイルのサポート (AIR デスクトップ)
  • HIDPI サポートの拡張 (Windows)
  • 32 ビットと 64 ビット AIR SDK の統合 (Windows)

HIDPI サポートの拡張は、AIR 23 で追加された機能を、非クライアント領域まで対象に広げたもので、ダイアログボックスやタイトルバーなどが含まれます。Windows 10 (Redstone 1) バージョン 1607 以降で利用できます。

また、AIR 26 出追加された ENHANCED プロファイルがデスクトップ環境でも利用できるようになりました。対象の OS は、Windows8.1 以降と Mac OS 10.9 以降です。これにより、デスクトップ環境でも AGAL4 が利用できます。最新の AGALMiniAssembler はこちらです。

Android SDK は AIR 28 SDK に続き、AIR 29 SDK でも連続で更新されました。各ツールのバージョンは以下の通りです。

Flash Player と AIR のバージョン 28 が公開されました。公開されたランタイムおよび SDK のバージョンは、それぞれの以下の通りです。

  • Flash Player : 28.0.0.126
  • AIR SDK & ランタイム : 28.0.0.125 (SDK), 28.0.0.127 (ランタイム)

新しい SWF のバージョンは 39 です。

バージョン 28 の新機能は、ベータ版の時点の記事で紹介したとおりです。

Android 4.0 以前のバージョン向けに Google Play ストアで提供されている AIR ランタイムの提供が 2018 年 3 月 13 日に終了することが発表されています。影響を受けるアプリは、期限までにキャプティブランタイムを使ってパブリッシュするよう推奨されています。

 

Flash Player および AIR バージョン 28 のベータ版が公開されています。(Adobe AIR@Labs) 新しい SWF バージョンは 39 です。

今回の主な追加機能および変更点は以下の通りです。

  • 許可を求める説明文のローカライズをサポート (iOS)
  • Swift ベースの ANE サポート (iOS/tvOS)
  • ビットコード埋め込みサポート (iOS/tvOS)
  • iOS 11 SDK にアップグレード
  • Android SDK アップグレード
  • オーディオデバイスマネージャー ActionScript API サポート (AIR デスクトップ)
  • 複数 GPU 環境での選択機能 (AIR デスクトップ)

Android SDK の各ツールのバージョンは以下の通りです。

  • Android SDK Platform : 25 ver 3 (Android 7.1.1)
  • Android SDK build tools :26.0.1
  • Android SDK tools : 26.0.2
  • Android SDK platform tools : 26.0.0
  • Android NDK : 15.1.4119039
  • Android Support Repository : 47.0.0

Flash Player と AIR のバージョン 27 が公開されました。公開されたランタイムおよび SDK のバージョンは、それぞれの以下の通りです。

  • Flash Player : 27.0.0.130
  • AIR SDK & ランタイム : 27.0.0.124 (Win), 27.0.0.128 (Mac)

新しい SWF のバージョンは 38 です。

バージョン 27 の新機能は、ベータ版の時点の記事で紹介したとおりです。

macOS 10.11 から導入された ATS (App Transport Security) により、アプリがサイトを参照する際に使えるプロトコルが HTTPS のみに制限されました。影響が大きな変更であるため、現在は NSAllowsArbitraryLoads の値を設定することによる HTTP 接続が許可されています。

AIR SDK 27 は、このキーの値を true とするため HTTP 接続が可能ですが、将来ポリシーが変更される、あるいはキーの使用が無効になる可能性があるため、早めに HTTPS のみを使用するようにアプリを修正することが推奨されています。

 

Flash Player および AIR バージョン 27 のベータ版が公開されています。(Adobe AIR@Labs) 新しい SWF バージョンは 38 です。

今回の主な追加機能および変更点は以下の通りです。

  • AIR デスクトップアプリでのテクスチャ非同期アップロードをサポート
  • Windows 環境の AIR アプリが DirectX 11に対応
  • オーディオデバイスを管理する ActionScript API の追加

AIR 27 では、デスクトップ環境の AIR アプリで非同期のテクスチャアップロードがサポートされたことで、描画処理中に他のテクスチャをアップロードすることができるようになりました。

DirectX 11 サポートは、Windows 8 以降の環境で有効になります。SWF バージョン 38 以降のアプリが対象です。Windows 7 以前の環境では、引き続き DirectX 9 が使用されます。

Flash Player と AIR のバージョン 26 が公開されました。公開されたランタイムおよび SDK のバージョンは、それぞれの以下の通りです。

  • Flash Player : 26.0.0.126
  • AIR SDK & ランタイム : 26.0.0.118

新しい SWF のバージョンは 37 です。

バージョン 26 の新機能は、ベータ版の時点の記事で紹介した時点から、もうひとつ追加になりました。

従来、Windows 8.1 以上の環境において ActiveX の Flash Player は、ベクターの印刷には GDI、ビットマップの印刷には Direct2D が使われていました。Flash Player 26 からは、Microsoft Edge と Windows 8.1 上の IE からのベクター印刷のときも Direct2D が使用されます。これにより、印刷速度の高速化と、必要なリソースの削減が実現されているとのことです。

 

Flash Player および AIR バージョン 26 のベータ版が公開されています。(Adobe AIR@Labs) 新しい SWF バージョンは 37 です。

今回の主な追加機能および変更点は以下の通りです。モバイル AIR アプリに関連する機能ばかりです。

  • Android アプリの共有ランタイムを利用するパッケージオプションが選択不可に
  • iOS 上の StageWebView で WKWebView を採用
  • モバイルデバイスの回転の譲許を通知する DeviceRotation イベント
  • AGAL 4 をサポートする新しい Stage3D のプロファイル Enhanced
  • 頂点テクスチャのフェッチ機能 (Enhanced プロファイル)

バージョン 26 からは、Android向けのアプリが、ランタイムを埋め込むキャプティブ (apk-captive-runtime) だけになります。モバイル用のアプリでは、共有ランタイムを選択するケースが殆ど無いため、開発の集中を図るための選択とのことです。

また、iOS 向けには StageWebView の描画エンジンが WKWebView に変更されました。これにより、Safari の Web インスペクタを使った StageWebView コンテンツのデバッグも可能になっています。

Stage3D の Enhanced プロファイルは AGAL 4 の新しいオプコードとレジスタをサポートする新しく追加されたプロファイルです。最新の AGAL ユーティリティは GitHub の adobe-flash/graphicscorelib から入手できます。

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