2012年7月アーカイブ

Edge のプレビュー版 6.1 が Adobe Labs に公開されました。 (Adobe Edge Preview@Labs

数字からも分かるように、大きな変更はありません。FireFox 14 で以前のバージョンから仕様が変わったことにより、Edge で制作したアニメーションの一部が動作しなくなった、という問題に対応したものです。

ただし、代わりに、Chrome、Safari といった WebKit ベースのブラウザでの表示が乱れるケースがあるとのことです。HTML アニメーションが安心して使える日は来るのでしょうか。

プレビュー版 6.1 をインストールする前に、既存のバージョンをアンインストールする必要があるのでご注意ください。ダウンロードはこちらです。

 

アドビ本社のサイトに OSX 10.8 と CS 製品の互換性についての FAQ が追加されました。 (英語です: Mac OS X Mountain Lion (v10.8) compatibility

それによると、アドビでテストした範囲では、CS 5、CS 5.5、CS 6 のいずれも、Mountain Lion 上で大きな問題なく動作したようです。Photoshop に関しては、CS 3 と CS 4 も動作確認が行われ問題は見つかっていないとのことでした。

従って、Mountain Lion に OS をアップデートする場合、CS 製品に関しては、特にアップデートを適用する必要は無いそうです。とはいえ、最新のアップデートが適用された状態にすることは推奨されています。もちろん、Flash Player も含めて、です。

Mountain Lion から新しく導入された Gatekeeper については、CS6 製品や Flash Player 11.3 では対応されているようです。しかし、以前のバージョンは未対応のため、Mountain Lion にインストールしようとすると、警告が表示される場合もあるようです。

昨年末に Apache への提供が発表された Flex の大きな節目となる、Apache からの最初のバージョンが公開されました。 (Apache Flex Incubating

Apache Flex のバージョンは 4.8 となっていますが、実質的には Adobe Flex 4.6 と互換と考えてよいようです。ライセンス上の依存を取り除くための書き直しと、バグ修正が主な変更点となるようです。

ソースコードとコンパイル済みのバイナリのどちらもダウンロードが可能です。それぞれ、Win 版と Mac 版があります。 (Download Apache Flex

いくつかのコンポーネントは、ライセンス上の問題で、上記のダウンロードには含まれません。Apache Flex 4.8 の時点では、以下のコンポーネントは別途入手が必要です。

今日、ブラウザとプラグインの連携に、一般的に使われている技術は NPAPI です。NPAPI は Windows 8 の Metor モードとの互換性が無く、殆どのプラグインは Metor スタイルの 環境では利用できません。

一方、Chronium Blog の記事 (NPAPI plug-ins in Windows 8 Metro mode) によれば、Chrome と Flash Player の連携に使用されている Papper API は Metro でも利用可能なようです。これにより、Chrome を使うと、Metro モードでも、全てのサイトの Flash コンテンツが再生される、ということになります。

(Papper については、Adobe と Google が Linux 版 Flash Player 提供へ協業 に簡単な紹介があります。現在は Chrome のみで採用されている模様)

以前の記事で Flash Player にプレミアム機能が導入され、8 月 1 日以降は商用ライセンスが必要になるというニュースをお伝えしました。Stage3D とドメインメモリの機能を両方利用するコンテンツが対象になる、というものです。 (Flash Player プレミアム機能の発表

Flash Player チームによると、この期限が、もう少し延期されることになったようです。理由は、コンテンツの公開者に対して、ライセンス取得のための十分な準備期間を与えるためと説明されています。 (Update: Premium Features for Flash Player

今回変更のあった具体的なポイントは、

  • ライセンス取得のためのサイトが 8 月末までに公開される (adobe.com/go/fpl からアクセスできるようになる予定)
  • サイトが利用できるようになるより前に一般公開されたコンテンツは、プレミアム機能を無償で利用できる
  • サイト公開後、少なくとも 8 週間はライセンス取得のための猶予期間となる

の 3 点です。

Flash Player 11.4 のベータ版公開 (関連記事) に伴い、ベータ用の ASDoc が更新されました。マルチスレッド関連のクラスの仕様も、具体的に記述されています。

(ご参考までに、ActionScript Worker の概要は以前の記事でも紹介しています)

とはいえ、いきなり API を眺めるよりは、具体的な使い方から始めた方が楽だと思いますので、今回は、ベータ版と一緒に提供されている Worker のサンプルから、HelloWold の内容を解説します。

読み進める前に、以下のファイルをダウンロードして、中に含まれる HelloWorld.zip を展開して下さい。

なお、今回のベータで利用できる ActionScript Worker は、デスクトップ環境での利用を前提としたもので、デバイス環境 (AIR) からは利用できません。

Flash Player 11.4 と AIR 3.4 のベータ版が Adobe Labs に公開されました。

このバージョンは、Flash Runtime ロードマップでは Dolores と呼ばれているバージョンです。スクリプトを別スレッドで平行して実行する ActionScript Worker の機能などが追加され、今年後半の公開が予定されています。

Flash Player は Windows 版と Mac 版が、AIR は Android 版も提供されています。バージョンは、それぞれ 11.4.400.231 と 3.4.0.2200 です。

ダウンロードリンクは以下になります。

ランタイムの他に、Flash Player のアンインストーラや、新しい playerglobal.swc 、それから AIR SDK も上記リンクからダウンロードできます。

Flash Player 11.3 と AIR 3.3 のアップデートが公開されました。

今回公開されたのは、デスクトップ版のみです。新しいバージョンは以下のとおりです。

  • Flash Player Desktop 11.3.300.265
  • AIR Desktop 3.3.300.3670
  • AIR SDK 3.3.0.3690

新しい機能は特にありませんが、いくつかのバグが修正されています。例えば、Flash Professioal CS6 で Adobe AIR 3.3 を使う場合の注意点 の記事に書いた問題は解決されているようです。 (全てのケースで OK な訳では無い模様)

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