Flash Playerの最近のブログ記事

Flash Player は最新版以外にも、特定のバージョンに対するセキュリティアップデートが継続して提供されています。すぐに新しいバージョンに移行できない環境のための拡張サポートのことです。

現在、この拡張サポートの対象となっているバージョンは 11.7 です。これが、今年 5 月 13 日から、バージョン 13 に変更されます。

バージョン 13 は現在 Adobe Labs に公開されているバージョンですので、実質的に 5 月半ばには一旦最新版に移行すべき状況になります。

先日の記事で、Flash Player の実装をよりセキュリティの問題が起きにくい仕様に変更するとお伝えしましたが、今回の決定にはその辺りの状況も関係しているのかもしれません。

特に 11.7 を継続使用している方は、ご注意ください。

 

Adobe Labs に Flash Player 11.8 ベータAIR 3.8 ベータが公開されています。

先月公開されたものから追加された機能は特に無く、バグ修正が行われたバージョンだと思われます。気になる動作があった人は試してみると良いかもです。

それから、これから半年程度の間の Flash ランタイムのロードマップに関する情報も公開されました。それによると、新しい OS への対応を含め、いくつかの追加機能が計画されているようです。

  • OS X 10.9 (Mavericks ) のサポート
  • iOS 7 のサポート
  • Windows 8.1、Internet Explorer 11 新機能への対応
  • Andoroid アプリの XXHDPI アイコンをサポート
  • iOS 向けパッケージ時間の大幅な短縮
  • モバイル向け ActionScript の並列処理 (のベータ)

特に最後の 2 つは楽しみです。

 

Flash Player チームから、Flash Player の拡張サポートに関する変更が発表されました。(Extended Support Release Updated to Flash Player 11.7

記事を読むと、Flash Player の拡張サポートの対象となるバージョンが、Mac と Windows 環境においては、現在の 10.3 から 11.7 に更新されるようです。これにより、今後、セキュリティ対応などが行われる対象は、Flash Playe 11.7 もしくは最新版ということになります。

この変更は 7 月 9 日から有効とのことなので、おそらく来月の定例の更新が、Flash Player 10.3 に対する最後のセキュリティアップデートになるものと思われます。

この変更に伴い、Flash Player 10.3 を利用している環境の管理者には、Flash Player 11.7 の動作テストを事前に十分に行うよう推奨されています。特に、デバイスドライバーが更新できない環境では、描画や音声の再生にハードウェアを使用するべきか、気をつける必要がありそうです。

 

Windows 8 上で IE 10 を使用する場合、Flash コンテンツの表示が標準の動作となるようです。これまでは、事前に CV リストに登録されたコンテンツ以外はブロックされていました。 (Win 8 デスクトップ環境を除き)

Microsoft の IE Blog に、3 月 12 日に公開される Windows アップデートからこの変更が行われる予定であると、発表されています。 (Flash in Windows 8

今回の変更の主な理由としては、以下の 2 点が挙げられています。

  1. Windows 8 体験のゴールに適合するよう、アドビと共同で Flash Player に多くの修正を行った。これにより、タッチ操作、パフォーマンス、セキュリティ、安定性、バッテリー使用量などの最適化が実現された
  2. 数千のドメインの Flash コンテンツをテストした結果、開発者によるコンテンツの改善の努力の成果もあり、Windwos 8 体験に適合しないサイトは 4% 以下であることが判明した

Flash ランタイムのロードマップが記述されたホワイトペーパーが更新されました。 (Flashランタイムのロードマップ

今回の変更点は大きく 4 つです。

まず、プレミアム機能に関して、XC API が対象から除外される旨の記述が追加されました。これにより、Stage3D とドメインメモリの API を同時に使用するためにライセンスを申請したり課金の心配をしたりする必要は無くなりそうです。

これまで、プレミアム機能に該当する機能は XC API だけだったので、現状はプレミアム機能というカテゴリが無くなる訳ではないものの、プレミアム機能に該当する機能は存在しない状態ということになります。

2 つ目は、今後リリースされるバージョンに関する情報です。コード名 Folsom (現在 Adobe Labs にベータ版が公開されているバージョン) と Geary という 2 つのバージョンに関する情報が追加されています。

8 月中の公開が予告されていた Flash Player のプレミアム機能のライセンスの取得用のサイトが 8 月 16 日に公開されています。 (adobe.com/go/fpl

今回ライセンスの対象となる API はまとめて XC APIs と呼ばれることになったようです。Stage3D とドメインメモリの両方を、デスクトップ環境の Flash Player で使用するときはライセンスが必要です。

ドメインメモリを使うための API は ActionScript からは使えません (少なくとも今のところ)。そのため、ライセンスの対象となるコンテンツは flascc や Unity の様なツールを使って開発された物ということになります。

flascc は、以前 Alchemy というコード名で呼ばれていたツールです。 C や C++ のコードを Flash Player や AIR 上で利用できる用にコンパイルできます。

今日、ブラウザとプラグインの連携に、一般的に使われている技術は NPAPI です。NPAPI は Windows 8 の Metor モードとの互換性が無く、殆どのプラグインは Metor スタイルの 環境では利用できません。

一方、Chronium Blog の記事 (NPAPI plug-ins in Windows 8 Metro mode) によれば、Chrome と Flash Player の連携に使用されている Papper API は Metro でも利用可能なようです。これにより、Chrome を使うと、Metro モードでも、全てのサイトの Flash コンテンツが再生される、ということになります。

(Papper については、Adobe と Google が Linux 版 Flash Player 提供へ協業 に簡単な紹介があります。現在は Chrome のみで採用されている模様)

以前の記事で Flash Player にプレミアム機能が導入され、8 月 1 日以降は商用ライセンスが必要になるというニュースをお伝えしました。Stage3D とドメインメモリの機能を両方利用するコンテンツが対象になる、というものです。 (Flash Player プレミアム機能の発表

Flash Player チームによると、この期限が、もう少し延期されることになったようです。理由は、コンテンツの公開者に対して、ライセンス取得のための十分な準備期間を与えるためと説明されています。 (Update: Premium Features for Flash Player

今回変更のあった具体的なポイントは、

  • ライセンス取得のためのサイトが 8 月末までに公開される (adobe.com/go/fpl からアクセスできるようになる予定)
  • サイトが利用できるようになるより前に一般公開されたコンテンツは、プレミアム機能を無償で利用できる
  • サイト公開後、少なくとも 8 週間はライセンス取得のための猶予期間となる

の 3 点です。

先日は、Flash Player の Windows 8 の Metro 対応についての記事を紹介しました。 (Windows 8 の Metro スタイル IE10 と Flash Player に関する記事

その中で予告されていた、Windows 8 向けの Flash コンテンツ開発ガイドが公開されています。 (Developer guidance for websites with content for Flash Player in Windows 8

近い将来、日本語の翻訳も公開されると思いますが、とりあえず要点だけ訳してみました。以下、ご興味があればご覧下さい。

ガイドに含まれる主な内容は、次の 3 点です。

  • Flash コンテンツが含まれる Web サイトの制作者/管理者のための指針
  • 互換表示一覧 (CV リスト) の説明と、CV リストへの登録申請の手順
  • サイトが CV リスト審査の基準を満たすことを確認するめたのテスト項目

今週火曜日に放送された ADC OnAir の特別編では、Flash ランタイムに関する様々な最新情報が紹介されました。

その中で、Mike から、Flash Player にプレミアム機能が導入された理由に突いて、かなり正直な、ここまで話すかという話があったので、メモ代わりに記録しておきます。

プレミアム機能とは

まず、念のため、プレミアム機能とは、Flash Player の一部の機能をライセンス制にするものです。但し、課金対象となるのは、一定の金額以上の売り上げがある場合のみです。
(参考:Flash Player プレミアム機能の発表

あくまで、プレミアム機能の対象は、"Flash Player を使ってコンソールレベルの描画品質のゲームを大規模に展開する場合" だけとなるように、注意深く考えているとのことでした。

先週の記事で Flash ランタイムのロードマップが更新されたことはお伝えしたとおりです。

その件に関連して、MSDN のブログに Flash Player の Windows 8 対応情報を含む記事が投稿されていたのでご紹介します。 (Touch-friendly Adobe Flash in Metro style Internet Explorer 10

記事の執筆は、Dean Hachamovitch, Corporate Vice President, Internet Explorer という方です。役職から、Microsoft を代表したコメントかと思われますが、他の資料とのチェック等は行っていませんので、あくまでご参考ということで、以下ご覧ください。

今後の Flash Player および AIR のロードマップが更新されました。 (Adobe roadmap for the Flash runtimes

今回修正されたのは 4 点です。

  1. Added new feature information to Flash "Cyril" release
  2. Moved LZMA ByteArray compression from the "Cyril" to the "Dolores" release
  3. Moved Release outside mouse event API from the "Dolores" to the "Cyril" release
  4. Added information on Windows 8 support

以下、簡単に説明します。

先日発表された Flash Player のプレミアム機能について、いくつか追加情報です。

まず、Flash Player のロードマップに、プレミアム機能についての記述が追加されました。そこに、将来、プレミアム機能のライセンスの一部として追加が検討されている新しい API が、とりあえず 2 つ紹介されています。

  • インスタントプレイ
    大量のアセットが必要なゲームでも、すぐに起動してプレイできるようローカルキャッシュが使える機能
  • ショートカット
    ユーザが、デスクトップ、タスクバー、スタートメニューなどにゲームを直接起動するショートカットを作れる機能

今後プレミアム機能に含まれるのは新しく追加される機能のみである (既存の機能が突然プレミアムになることはない) ことと、新しいプレミアム機能が追加される場合は事前にちゃんと情報を伝える予定であることも書かれています。

ついでに、昨日発表された Flash Player 11.2 と AIR 3.2 の次のバージョンとなる Cyril の機能が 1 つ追加されていました。

アドビから Flash Player プレミアム機能 (つまり有償の機能) について、発表が行われました。 (Adobe Flash Player Premium Features for Gaming

2012 年の 8 月 1 日以降、プレミアム機能の商用利用にはライセンスが必要になります。ただし、これは Flash Player 向けのコンテンツのみに適用され、同じ機能でも AIR アプリ (デスクトップもデバイスも) では自由に利用できます。また、売り上げが 5 万ドル以下のコンテンツは対象になりません。 (レートがどのように扱われるかはまだ不明)

今回有償化の対象となるのは、以下の 2 つの API をどちらも使用するコンテンツです。

  • ApplicationDomain.domainMemory
  • Stage3D.request3DContext

これだけなら殆どの Web コンテンツに影響し無いかもしれません。今後新しいプレミアム機能が追加されるとしても、おそらく、ハイエンドのゲームを主ターゲットにしたものになりそうです。

ライセンスの取得方法の詳細は、夏までに発表されるとのことです。

ADC (Adobe Developer Connection) の Flash Player のロードマップが更新されました。今後 1 ~ 2 年の計画が書かれています。 (Adobe roadmap for the Flash runtimes

公開されているロードマップは、あくまで現時点での考えであり、大きく変わる可能性があります。そのため、必要に応じて今後も更新されるそうです。最新版のロードマップには、adobe.com/go/flashplayer_roadmap からアクセスできるようになっています。

かなり長いので、今回は実行環境の方向性だけまとめます。全体を通してのポイントは以下の 2 点です。

  • Flash 実行環境は、ゲームやビデオ再生に必要な機能にフォーカスして開発を行う (他をまったく無視するわけではない)
  • 実行環境のアーキテクチャーと言語の変更を行う。これにより今後 10 年は Web でもモバイルでも、最もリッチな体験を提供できる環境を目指す

Adobe と Google が共同で行っている、新しいブラウザプラグイン用の API に関連する情報が公開されました。 (Adobe and Google Partnering for Flash Player on Linux

新しい API は Pepper というコード名で呼ばれています。Pepper の API すなわち PPAPI は、ブラウザや OS による実装の差を吸収することで、より高品質なプラグインをより効率よく開発できるようにすることを目的としています。

元々は、現在使用されている NPAPI の拡張として始まったものです。 (Flash Player と次世代のプラグイン用 API (NPAPI)) 当初は Netscape 主導でしたが、現在は Google 主導のプロジェクトになっているようです。

アドビのエバンジェリストとして Flash には十年来関わってきたマイクチェンバースが、今回の Flash Player を巡る決定の背景を説明する記事を書いています。

Clarifications on Flash Player for Mobile Browsers, the Flash Platform, and the Future of Flash

今日は、記事の翻訳ではなく、この記事の内容を元に、何故デバイス向け Flash Player 中止という決定がされたのか、勝手に考察してみます。

発表内容の再確認

マイクによると、先日なされた発表は、以下のような内容だったということです。

  1. Flash プラットフォームの中でも以下の領域に注力する
    • モバイル環境向けの AIR ベースのアプリケーション
    • デスクトップブラウザ内の Flash Player 上のリッチコンテンツ(特にゲームとビデオ)
  2. HTML5 関連のツール、ソリューション、ブラウザへの投資を増やす(お金も人も)
  3. モバイルブラウザ向けの Flash Player の積極的な開発を行わない

 

今後デバイス環境向けに Flash Player の新規開発は行わないという発表がありました。
Flash to Focus on PC Browsing and Mobile Apps; Adobe to More Aggressively Contribute to HTML5

要約すると、

  • PC 環境に対しては従来通り Flash Player の開発を継続する
  • デバイス環境に対しては AIR のみ開発を継続する
  • Flash Player が新しいデバイス用の OS に対応するのは Flash Player 11.1 が最後。
    ただし、既存の環境に対するサポートは継続

という内容で、それに伴い、HTML5 への投資を一層強化するとのことです。

Adobe MAX 20111 から Falsh 関連情報をまとめるシリーズの最終回です。 (前回:機能編 その 2前々回:機能編 その 1前々々回:言語編

今回は、開発作業の効率化関連で提供が予定されているものを紹介します。例によって、以下の項目が 2012 年中に公開されるかどうかは保証の限りではありません。また、永遠に出てこないかもしれません。その点ご了解の上お読み下さい。

Telemetry

パフォーマンスチューニングの際に、「いま、何が原因でフレームレートが落ちたんだろう?」 って苦労している人に朗報です。 (たぶん)

Flash Player に新しく搭載される Telemetry は、コンテンツ再生中の詳細な状況を Flash Player が報告してくれる機能です。フーレムごと、Flash Player の具体的なパフォーマンス情報が通知されるという話なので、今までブラックボックスだった Flash Player 内部の動きも、少し見通しが良くなりそうです。

Adobe MAX 20111 から Falsh 関連情報をまとめるシリーズの 3 回目です。 (前回:機能編 その 1前々回:言語編

今回は、新しく追加が検討されている機能の紹介の続きです。毎度ながら、以下の項目が 2012 年中に公開されるかどうかは保証の限りではありません。また、永遠に出てこないかもしれません。その点ご了解の上お読み下さい。

BitmapData の新機能

デバイスが普及したことなどにより、Flash 制作でもビットマップを利用する機会が増えてきたようです。ということで Flash Professional CS 5.5 では、シンボルをビットマップとして書き出すオプションなどが追加されたりしました。

さらに、Flash Player 11 から Stage3D が使えるようになったことで、今後はぐっとビットマップを操うケースが増えそうです。そうすると、効率的にビットマップを扱えること、高速にビットマップ操作のできることが、より重要になってきます。

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