2012年3月アーカイブ

先日発表された Flash Player のプレミアム機能について、いくつか追加情報です。

まず、Flash Player のロードマップに、プレミアム機能についての記述が追加されました。そこに、将来、プレミアム機能のライセンスの一部として追加が検討されている新しい API が、とりあえず 2 つ紹介されています。

  • インスタントプレイ
    大量のアセットが必要なゲームでも、すぐに起動してプレイできるようローカルキャッシュが使える機能
  • ショートカット
    ユーザが、デスクトップ、タスクバー、スタートメニューなどにゲームを直接起動するショートカットを作れる機能

今後プレミアム機能に含まれるのは新しく追加される機能のみである (既存の機能が突然プレミアムになることはない) ことと、新しいプレミアム機能が追加される場合は事前にちゃんと情報を伝える予定であることも書かれています。

ついでに、昨日発表された Flash Player 11.2 と AIR 3.2 の次のバージョンとなる Cyril の機能が 1 つ追加されていました。

アドビから Flash Player プレミアム機能 (つまり有償の機能) について、発表が行われました。 (Adobe Flash Player Premium Features for Gaming

2012 年の 8 月 1 日以降、プレミアム機能の商用利用にはライセンスが必要になります。ただし、これは Flash Player 向けのコンテンツのみに適用され、同じ機能でも AIR アプリ (デスクトップもデバイスも) では自由に利用できます。また、売り上げが 5 万ドル以下のコンテンツは対象になりません。 (レートがどのように扱われるかはまだ不明)

今回有償化の対象となるのは、以下の 2 つの API をどちらも使用するコンテンツです。

  • ApplicationDomain.domainMemory
  • Stage3D.request3DContext

これだけなら殆どの Web コンテンツに影響し無いかもしれません。今後新しいプレミアム機能が追加されるとしても、おそらく、ハイエンドのゲームを主ターゲットにしたものになりそうです。

ライセンスの取得方法の詳細は、夏までに発表されるとのことです。

Flash Player 11.2 と AIR 3.2 が正式に公開されました。新しい Flash Player のバージョンは 11.2.202.228です。

先日発表された脆弱性の件もあり、速やかに最新版に更新することが推奨されています。

主な新機能は以下の通りです。デバイス環境での Stage3D サポート (AIR) や、GPU に対する制限の緩和など、大きな変更が行われました。

久しぶりに Apache Flex の話題です。

(その他のアイコンイメージ等はこちら

昨年 11 月に発表された Flex の Apache への移譲の一環として (Flex の今後について、Flex チームからの発表 その 2)、ようやく Falcon と FalconJS も Apache Flex の一部となったようです。

ちなみに、Falcon も FalconJS も ActionScript のコンパイラで、それぞれ

  • Falcon: 次世代の高性能 MXML/ActionScript コンパイラ
  • FalconJS, MXML/ActionScript から HTML/JavaScript への "実験的な" クロスコンパイラ

というものです。

両者のうち FalconJS については、「実験的な」という但し書きが付いていますが、既に実績ができたようです。

先週発売が開始された新しい iPad には 1920x1500 2048x1536 の解像度を持つディスプレイが搭載されています。ピクセル数だけ見るとやや比率は異なるものの、従来の iPad の 1024×768 の画面用に作られたコンテンツはそのまま新しい iPad 上でも利用できるようです。

ところで、新しい解像度に合わせてアプリを作り直すには、iOS 5.1 SDK の利用が必須とされています。現状、AIR SDK から iOS 向けに書き出すと iOS 4.2 向けのアプリとなるため、そのままだと各ピクセルが拡大されて表示される状態になります。Retina の解像度は利用できません。

AIR 3.2 でこの辺りがどうなるかは不明ですが、OS X 限定ながら、既に AIR 3.1 でも Retina 対応できる手段が提供されています。今回は、AIR アプリから iOS 5.1 SDK を利用する方法のご紹介です。

先日公開されたばかりの Edge プレビュー 5 のアップデートの Edge プレビュー 5.1 が Adobe Labs に公開されました。 (Edge@Labs

2 つのバグ修正が行われていて、全てのユーザにアップデートが推奨されています。

機能面の変更は特に無いようです。

 

Edge プレビュー 5 から、ランタイムも v 0.1.5 にバージョンアップしました。それに伴い追加あるいは置き換えられた API がいくつかあります。

プレビュー版 4 以前のバージョンで制作したコンポジションは、変更が必要なケースもあると思いますので、ご注意ください。

まず、新規に追加された API は、以下の 3 つです。いずれも、シンボルのインスタンスから利用するものです。

sym.getParentSymbol() 
sym.getLabelPosition("ラベル名")
sym.createChildSymbol("シンボル名", "親要素名", インデックス)

最初の getParentSymbol() は、シンボルのインスタンスの親にあたる要素を返します。今までなかったのが不思議なくらいです。

先週の記事で紹介した Adobe Shadow の設定方法と使用時の注意点について、改めてご紹介します。

まず、必要な環境です。

  • Mac OS X v10.6, 10.7 または Windows 7 の搭載された PC
  • iOS または Andoroid の搭載されたデバイス
  • WiFi

デスクトップ環境には、Shadow と、Chrome と、Chrome 用 Shadow プラグインをインストールします。デバイスには Shadow クライアント (iOS, Android) をインストールします。

Windows 7 のみ、Shadow と一緒にインストールされる BonjourPSSetup.exe を使って Bonjour の設定も行います。

ここまでできたら、PC とデバイスを接続します。以下はその具体的な手順です。

HTML5 アニメーション作成ツールの Edge プレビュー 5 が Adobe Labs に公開されました。 (Edge@Labs

HTML5 に対応しないブラウザのサポートなど、数多くの機能が追加されています。リリースノートによるとサポート環境は少し減りました。サイトの記述では変わってませんが、Vista をお使いの方は注意した方がよいかもしれません。

ダウンロードはこちらです。 (Edge@Labs Download

プレビュー版 4 からランタイムが変更されているため、以前のバージョンで制作したコンポジションは、そのまま動かないこともありそうです。

プレビュー版 5 の主な新機能は、以下の通りです。

EaselJS の DisplayObject には、いくつかマウスイベントを扱うためのメソッドがあります。今回は、それらを利用したマウス操作への対応方法を紹介します。

利用できる関数は以下の 5 つです。名前も使い方も AS2 のイベント処理に良く似ています。

  • onClick : ユーザーがマウスボタンをクリックした
  • onPress : ユーザーがマウスボタンを押した
  • onDoubleClick : ユーザが表示オブジェクト上でダブルクリックした
  • onMouseOut : マウスポインタが表示オブジェクトの外に移動した
  • onMouseOver : マウスポインタが表示オブジェクト上に移動した

見てのとおり、Flash Player のマウスイベントと比べると数は少ないです。もっとも、この辺りの仕様は、CreateJS が出荷されるときには変わっているかもしれません。

アドビの新しい Web 制作支援ツールとして Shadow の Labs リリース 1 が Adobe Labs に公開されました。 (Shadow@Adobe Labs

今回公開された Shadow の主な機能は、以下の 2 つです。

  • デバイス上の表示の同期
    デスクトップ上でコンテンツを表示すると、ネットワーク経由で iOS や Android デバイス上の表示が同期される
  • コンテンツのリモートデバッグ
    デスクトップから、デバイスで表示中の HTML, CSS, JavaScript を修正。結果は直ぐにデバイス上の表示に反映される

サイトの表示確認および修正作業中に、デバイス (閲覧環境) とデスクトップ (開発環境) を行ったり来たりする必要がなくなるため、スマホサイトの開発が効率的になりそうです。

SWF Investigator のプレビュー版が Adobe Labs に公開されました。 (SWF Investigator@Labs

SWF Investigator は、SWF ファイル自身や、その動作を解析する複数のツールをひとまとめにした AIR アプリケーションです。SWF ファイルの静的な情報の閲覧に加えて、ファイルの読み込みや AMF 通信をテストすることもできます。

また、もともと Flash Player / AIR のセキュリティ研究の担当がつくり始めたツールということで、ローカル SharedObject のエディタや XSS のテストツールなども含まれています。

Windows 版と Mac 版が提供されています。ダウンロードはこちらから。 (SWF Investigator@Labs Download

EaselJS から提供される Ticker は、一定間隔で tick イベントを他のオブジェクトに伝える機能を持っています。これと TweenJS を組み合わせてアニメーションを実現するのが CreateJS の基本です。

前の記事でも触れたように、CreateJS に MovieClip が追加される可能性があるため、アニメーション制作の手段は、更に増えるのかもしれません。ともあれ、今回は TweenJS の使い方をご紹介します。

なお、現在公開中の TweenJS のバージョンはまだ 0.1 で、Readme にもアルファ版であることが明記されているので、CreateJS が登場する時には、仕様が変わっているかもしれません。その点はご注意下さい。

Ticker

まず、Ticker の使い方です。フレームレート (もしくはイベントの間隔) を指定して、定期的に時間の経過を通知するオブジェクトを登録する、という使い方をします。

前の記事で紹介した Flash Professional Toolkit for CreateJS は、CreateJS と呼ばれるオープンソースのフレームワーク群の使用を前提としています。そのため、Flash Pro から書き出された html ファイルと js ファイルは、Canvas の API を利用する代わりに CreateJS の API を呼び出します。

デモビデオ内で紹介されたコードは、こんな感じでした。

(lib.shadow2 = function() {
this.initialize(); this.shape = new Shape(); ...

ということで、書き出されたコンテンツの編集をするには、CreateJS の使い方を学ばないとダメそうです。 (単純なタイムラインアニメーションは別として...)

ただし、これは、AS3 の知識がある人には、むしろ良い話かもです。というのは、CreateJS の API は Flash Player の API を意識して設計されているからです。

そこで、今回は CreateJS の中心となるフレームワーク EaselJS の概要を紹介します。

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