Flexの最近のブログ記事

ご質問いただいて書き忘れに気づきました。

Cairngorm 3 (Cairngorm@Adobe Open Source) が 5 月中旬に正式に公開されました。去年のベータ版についての記事でもお伝えしたように、Cairngorm 3 は特定の MVC フレームワークの実装としてではなく、様々なフレームワーク (Parsley, Spring ActionScript, PureMVC, Swiz, Mate 等) と一緒に使用できる、ガイドライン、ツール、ライブラリ群として提供されます。(Cairngorm 2 のライブラリも引き続き提供されます)

以下、全て英文ですが、現在提供されている、ガイドライン、ツール、ライブラリ、の一覧です。

ガイドライン

ツール

ライブラリ

 

Adobe Developper Connection (http://www.adobe.com/jp/devnet/) に、Flex 4 新機能のチュートリアルである Flex 4 マスターシリーズが掲載されています。

Flex 4.1 が公開されたことだし、そろそろ Flex 4 を実案件でも使ってみようか、という話が出る頃かも?ということでご紹介しておきます。どの記事も、Flex 4 になって新しくなった点が分かりやすく説明されていますのでお勧めです。

次期 Flex にあたる Hero の発表では、Spark コンポーネントが更に充実することが触れられていましたし、モバイルデバイス向けの新機能も Flex 4 をベースにしたものになるようですので、これから Flex の適用領域はますます広がりそうです。まだ Flex には触ったことが無い、という方もこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

以下が Flex 4 マスターシリーズ、充実の全 12 記事です。

 

Flex SDK 4 が公開されて 3 ヶ月ほど経ちましたが、次のリリースに関する情報が公開されました。コードネームは何を思ったか Hero です。(Adobe Open Source - Hero

今年の後半にプレビュー版の公開、来年中に正式に出荷、が予定されています。

Hero は、大きく 3 (+1) つのテーマを元に開発されるようです。

  1. マルチスクリーン開発: Web、デスクトップ、そしてモバイルデバイス向けアプリケーションを同じフレームワークから構築
  2. Spark の熟成: Spark コンポーネントや機能の追加による Spark アーキテクチャーの拡張
  3. 大規模開発への対応: Flex の基本構造の改良による大規模アプリケーション開発のサポート
  4. 新しい Flash Player と AIR の機能を最大限に活用

Hero は、まだ公開されていない最新の実行環境 (おそらくこれとか) の機能を前提としているため、それらの実行環境が公開されるまでは、従来の Flex SDK のように nightly build を公開することができません。そのため、当面は未公開の実行環境に依存しない機能に限定して、ある程度の間隔で開発中の SDK が公開されることになるようです。最初の公開は、ここ数日内が予定されていて、上記リストの 2 と 3 のテーマからいくつかの機能が実装されたものになりそうです。

マルチスクリーン開発

Hero の一番の目玉はマルチスクリーン対応です。Hero は、スマートフォン向けアプリケーション開発に対応します。もちろん従来のように Web アプリケーションを作ることも可能です。

昨年の時点では、Slider という名前でモバイルデバイス向けの新しい開発フレームワークを提供するという発表が行われていました。ところが、ここ 1 年間でのスマートフォンの性能の急速な向上と Flash プラットフォームのパフォーマンス改善により、既存の Flex フレームワークベースでもデバイス環境で使える目処がたったようで、Hero では予定を変更して、単一のフレームワークでモバイル環境からデスクトップ環境までサポートするという判断が行われました。これで、ロジック部分は共有して、UI のみプラットフォーム毎に作り分ける、なんてコトが簡単にできるようになるかもしれません。(含希望)

Hero ではタッチスクリーンに最適化された新しいスキンや機能が提供されます。また、モバイルデバイス特有の UI パターンをサポートするため新しいコンポーネントも追加されることになっています。これらのスキンやコンポーネントは従来の Flex のスキルをそのまま使って活用することができます。

ここで、少しばかり具体的な説明を。

Flex SDK 4.1 と Flash Builder 4.0.1 が公開されました。

Flex SDK 4.1 は Flex 4 の更新版です。Flash Player 10.1 と AIR 2 への正式対応や、いくつかのクリティカルなバグを含む 100 以上のバグフィックスが行われています。特に Flash Player 10.1 や AIR 2 をターゲットにしたアプリケーション開発を行っている方は早めのアップデートをお勧めします。

Flex SDK 4.1 のダウンロードは、アドビのダウンロードページ、またはオープンソースサイトから行えます。もしくは、Flash Builder 4 を Flash Builder 4.0.1 にアップデートしても Flex SDK 4.1 がインストールされます。

Flash Builder 4.0.1 は Flex 4.1 のサポートが主要な変更点ですが、こちらもいくつか主要なバグが修正されています。英文ですが修正された項目のリストは Flash Builder 4.0.1 fixed issues をご参照ください。

スタンドアローン版は、[ヘルプ] → [Flash Builder の更新を検索] と選ぶと、アップデートが行われます。Adobe サイトの Flex ダウンロードページからアップデータをダウンロードすることも可能です。 (Adobe Flex ダウンロード/Flex 4

プラグイン版は、Flash Builder 4 全体を置き換える必要があります。アップデータは提供されませんので最新のプラグイン版をダウンロードしてお使いください。(Flash Builder 4 ダウンロード )現在インストールされている Flash Builder 4 をアンインストールしてからFlash Builder 4.0.1 をインストールします。

 

Flex Data Visualization コンポーネントのオープンソース化

一つ書き忘れてました。10 日前から、Flex Data Visialization コンポーネントがオープンソース化されています。

これにより、AdvancedDataGrid, OLAPDataGrid といったコンポーネントや、BarChart, PieChart 等のチャートコンポーネントも、無償の Flex SDK の一部になってます。ということで、Flex Builder Professional のライセンスが無くても、Data Visialization コンポーネントを使う事ができるようになりました。

Flex 4 SDK のリリース版は、既にオープンソース化された Data Visualization コンポーネントも含めて配布されています。Flex 3 SDK もそのうち更新される (たぶん) と思います。

Flash Builder 4 と同時に Flex 4 SDK のリリース版も公開されました。Adobe サイトからダウンロードできます。(Download Adobe Flex 4 SDK) もちろんオープンソースサイトからもダウンロードできます。(Gumbo Downloads

Flex 4 SDK では Spark と呼ばれる新しい UI コンポーネントアーキテクチャーが採用されました。主なポイントは以下のとおりです。

  • UI コンポーネントの View と Logic を分離、デザイナーと開発者の協業をより効果的に
  • 新しいアニメーションエンジンの採用、パフォーマンスの向上、より多彩なエフェクトの使い方
  • 強化されたレイアウト機能、コンテナとレイアウトの分離
  • FXG と MXML グラフィックスの採用、デザインツールと直接データ交換
  • 約 30 の新しいコンポーネントやプリミティブ (Group, Panel, Button, Label, etc.)
  • Flex 3 のコンポーネントとの共存が可能

また、ステートも新しく使いやすく設計しなおされました。これによって Flash Builder 4 のステートをサポートする機能も向上しています。

開発者向けには、

  • コンパイラのパフォーマンス向上
  • MXML ドキュメントの ASDoc サポート
  • 双方向バインディング
  • CSS セレクター
  • OSMF ベースのビデオコンポーネント
  • SWFObject ベースの HTML テンプレート

等の新機能が提供されています。

Flash Player 10 の新しいテキストエンジンと TLF の統合も行われています。まだ、一部のコンポーネント限定で、機能も制限されますが、今後のアップデートで順次強化される予定とのことです。

より詳しい情報が Flex デベロッパーセンターに掲載されています。こちらもご覧ください。

先週の MAX で Cairngorm 3 についてのアナウンスがありました。まだ一部の情報のみですが、Adobe のオープンソースサイトにベータ版が公開されています。(Cairngorm 3@opensource.adobe.com

名前は Cairngorm 3 ですが、前のバージョンの改良版とはちょっと違って、おそらく名前を変えたほうが適当だったのでは?というくらい内容が変わっています。単なる MVC フレームワークを超えて、Adobe 社内での Flex 開発プロジェクトの経験を元に 「Flex アプリケーション開発における、一般的な問題解決を支援するパターンやベストプラクティス」 を実現するためのライブラリの集まりとして再構成されています。

現在公開されている範囲だと、対象となっているパターンライブラリとして挙げられているのは、モジュール化アプリケーション、階層化アーキテクチャ、ドメイン駆動設計、疎結合、品質ガイドライン、自動ビルド、アジャイルテスト、コードカバレッジです。また、これらのライブラリを使った実装ガイドや開発支援ツールも Cairngorm の一部として提供されます。

新しい "Cairngorm の設計に対する考え方" は以下のように説明されています。

  • Flash プラットフォーム上での "大規模な開発" の集合知を提供する
  • Cairngorm と他のフレームワーク (例えば、Parsley, Spring ActionScript, Swiz, Flicc 等の IoC フレームワーク) の組み合わせ方をガイドする

今後はより頻繁に更新を行いたいとの事で、何年もかけて検証をする代わりに、実験的に作った段階のライブラリでも公開して早期のフィードバックを得られるようにしたいと考えているそうです。

Java のソースコード解析ツールとして有名な PMD を AS3 用にポーティングした FlexPMD がアドビのオープンソースサイトに公開されています。(http://opensource.adobe.com/wiki/display/flexpmd/FlexPMD

まだ、RC 版 (リリース版候補) の状態ですが、ご興味があればお試しください。使用されていないコードや非効率なコード等の存在を調べることができます。名前から想像されるのとは違って、AS3 と Flex 両方のソースに対応します。

使い方は、コマンドラインや Ant からの実行して、出力されたファイルの内容を見るというものです。Flash Builder のプラグインとしてインストールできるようになると、さらに便利そうですね。

Flex 3.4 SDK のマイルストーンビルドが公開されました。Adobe オープンソースサイトの SDK ダウンロードページから入手できます。(Flex 3 SDK Downloads

Flex 3.4 SDK で修正されたバグのリストはFlex のバグ管理サイトから確認することができます。(http://bugs.adobe.com/flex/) 実際に Search 画面内で条件を 3.4 & Fixed に設定して検索してみたところ 47 件がリストされました。Flex SDK に含まれる AIR SDK 及び Flash Player と AIR ランタイムも最新のものに更新されています。(ちなみに、AIR 1.5.2 SDK は Flex 3.2 SDK 以降でサポートされます)

また、今回のアップデートにはセキュリティフィックスも含まれています。Express Install のテンプレートファイル内に存在したクロスサイトスクリプティング関連の脆弱性への対応です。これは重要なアップデートという位置づけになっており、全ての Flex ユーザーに 3.4 SDK への移行が推奨されています。

一方、既に Flex 3.3 SDK 以前のバージョンを使用しているプロジェクトのためには、Express Install テンプレートをマニュアルで変更するためのガイドが提供されています。(Security Issue SDK-22303: XSS in express-install templates - 日本語版も近々公開されると思います)

作業内容は、下記の 2 つのファイルを見つけて、

  • %Flex SDK%\templates\express-installation\index.template.html
  • %Flex SDK%\templates\express-installation-with-history\index.template.html

以下の作業を行う、というものです。

  1. var MMredirectURL = window.location; と書かれた行を探す
  2. それを var MMredirectURL = encodeURI(window.location); と書き換える
  3. index.template.html ファイルを保管する

なお、SWFObject の最新版でも同様な脆弱性への対応が行われているという話ですので、SWFObject を使用しているサイトでは 2.2 への移行をご検討ください。

Flex SDK 3.3 が公開されましたのでお知らせします。

US のサイトから SDK とデータビジュアライゼーションコンポーネントがダウンロードできます。(Flex Downloads) また、Adobe Open Source のサイトに Open Source SDK 3.3 の参るストーンビルドが公開されています。(Flex 3 SDK Downloads

今回のアップデートは、先日の Flash Player と AIR の更新への対応になります。あわせて主要なバグフィックスも行われています。

インストール手順については、こちらのテックノートをご覧ください。(Flex 3 SDK リリースノート) 現時点ではまだ SDK 3.2 発表時の内容ですが、インストール手順自体は同じです。

Flex のデータ可視化コンポーネントの ILOG Elixir の新しいバージョンが公開されました。(ILOG Elixir V2

新しく追加されたコンポーネントは、ガントチャート、ヒートマップ、OLAP チャート、カレンダーです。既存のコンポーネントも更新されています。デモが ILOG のサイトに公開されていますので、ご興味があれば。(ILOG Elixir demos

Flex Builder 3.0.2 は Flex SDK 3.2 をベースにした、Flash Player 10 と AIR 1.5 を正式にサポートするバージョンです。20 件ほどのバグ修正も行われています。(Flexbuilder: Fixed Bugs in 3.0.2

Flex SDK 3.2 では、80 件ほどのバグフィックス (SDK: Fixed Bugs in 3.2) に加え、新機能としてバージョンの異なる Flex アプリケーションをひとつのアプリケーション内で利用できる Marshall Plan が追加されています。(Marsharll Plan についてはまた改めて説明をいたします)

Flex Builder のアップデートはヘルプメニューから更新を確認を選択してください。アップデータのダウンロードも、そのうちこのページ (Adobe Flex ダウンロード) からできるようになると思います。

Flex SDK 3.2 のダウンロードはオープンソースサイトから最新のマイルストーンビルドを選択してください。(Flex 3 SDK Downloads

Flex Builder 3.0.2 の Flex プロジェクトを新規に作成すると、デフォルトではターゲットの Flash Player のバージョンが 9 になります。Flash Player 10 用のプロジェクトを作成するには、プロジェクト作成後に、プロジェクトを選択後右クリックして プロパティ → Flex コンパイラ → HTML ラッパー → 必要な Flash Player バージョン と辿ってフィールドに 10.0.2 のような適当な値を設定します。これをしないと Flash Player 10 の新しい API は利用できません。

Flex Builder 3.0.2 のアップデート時に Flash Player 9 のインストールを確認されるのは、このように Flex Builder 3.0.2 のデフォルトが Flash Player 9 をターゲットとしているためです。Flash Player 10 のデバッグプレーヤが必要な場合は後から手動でインストールする必要があります。(Flex Builder のインストールディレクトリ下の Player フォルダ内にあります)

AIR のプロジェクトでは AIR 1.5 がデフォルトになります。Flex Builder 3.0.2 で AIR 1.1 のプロジェクトを新しく作成したい場合には、

  1. xxx-app.xml ファイルの application タグの名前空間を 1.5 から 1.1 に変更
  2. プロジェクトを選択後右クリックして プロパティ → Flex コンパイラ → 追加コンパイラ引数 に -target-player=9.0.151 のように Flash Player のバージョンを指定

を行います。

1.5 の名前空間は Flash Player 9, 10 ともに使えますが、1.1 の名前空間は Flash Player 9 の時だけ使えます。バージョンが合わない場合にはアプリケーションを実行してみても何も実行されません。(エラーも表示されません)

Flex 3.1 SDK が公開されました。AIR 1.1 を正式にサポートするマイルストーンリリースです。Adobe オープンソースサイトからダウンロードできます。(Flex 3 SDK Downloads) ビルド番号は 3.1.0.2710 です。

Flex 3.1 はメジャーリリースですので、今回は Flex Builder のパッチとしても提供されることになると思います。(たぶん)

この発表が行われたことで Flex 3.0.3 SDK への暫定 AIR 1.1 サポートは近々終了することになると思われます。お手数ですが Flex 3.0.3 ベースの AIR アプリケーションは Flex 3.1 への移行をご検討ください。いくつかのバグフィックスも行われていますので可能であれば Web アプリケーションについても移行をお勧めします。修正されたバグのリストは Flex バグ管理サイトから確認できます。(SDK: Fixed Bugs in 3.1 : 要ユーザ ID)

今後は、以前の記事 (Flex 3.0.3 SDK 公開と今後のロードマップ) にも書きましたが、今秋に Flex 3.2 のリリースが予定されています。

Flex 3.0.3 SDK の stable build が公開されました。(Flex 3 SDK Downloads) いくつかのバグフィックスに加え、locale/ja_JP が zip ファイルに含まれていますので、これから AIR 開発環境を設定する人にはお勧めです。Flex Builder の設定は、以前の記事 (Adobe AIR 1.1 公開です) と英文ですがテックノート (Update Flex Builder to use the Adobe AIR 1.1 SDK) をご覧ください。

今後は、AIR 1.1 に正式対応するマイルストーンリリースとして Flex 3.1 が 8 月に公開される予定です。 (3.1 がリリースされるまでの間は暫定的に 3.0.2 がサポートされるそうです)

それから、今秋には Flex 3.2 も公開が予定されています。Adobe オープンソースのサイトによると Flex 3.2 では Marshall Plan と呼ばれる新機能が追加される予定になっています。Marshall Plan は異なるバージョンの SDK で開発された SWF を 1 つのアプリケーション内で利用可能にする技術で、例えば、将来のバージョン (Gumbo ?) で作成したメインのアプリケーションに Flex 3.1 SDK で作成してあったサブアプリケーション (SWF) をロードして使うようなケースが想定されています。

Marshall Plan は Flex 3.1 以前のバージョンでは利用できないとの記述があったので AIR 1.1 サポートの件もあわせ既存 Flex アプリの 3.1 対応は検討する価値がありそうです。

Gumbo はオープンソース Flex の次バージョンのコードネームです。Adobe のオープンソースサイトに最初の stable build が公開されました。(Gumbo Downloads

Gumbo の開発はまだ始まったばかりで、今回の発表も早い段階からコミュニティのフィードバックを受けられるよう行われたものです。仕様についての意見や要望 (もちろんバグも) はバグデータベース(http://bugs.adobe.com/flex/)に登録できますのでよろしくお願いします。入力内容は日本語でも大丈夫です。ちなみに、バグベースはログインしたら Profile → Preference と進んで UI を日本語に設定することが可能です。

以下の 3 つが Gumbo の開発テーマとして挙げられているものです。Flex 3 に対する要望として多かったものから選ばれたとのこと。

  • Design in Mind: デザイナーとデベロッパーの連携を容易にするフレームワーク、スキンデザインを容易にするコンポーネントアーキテクチャの提供
  • Developer Productivity: コンパイラのパフォーマンス、データバインディング機能の強化等
  • Framework Evolution: Flash Player の新しい機能 (テキストエンジン等) への対応

Gumbo の公開予定についてはまだ努力目標程度の確度と前置きされていますが 2009 年後半となっています。

Flex 3 に潜在的なクロスサイトスクリプティングの脆弱性が発見されました。影響を受けるのはヒストリー管理の機能を使用しているアプリケーションです。Flex 2 はこの問題の影響を受けません。

該当するアプリケーションを開発している場合は、この問題に対処するため Flex 3.0.2 SDK にアップデートすることをお勧めします。(Flex 3 SDK Downloads) Flex Builder 3 開発環境の更新方法は livedocs をご覧ください。(Flex Builder での複数の SDK の使用

既に展開済みのアプリケーションについては history/historyFrame.html をひたすたら新しい SDK 内のファイルと置き換えることで対応できます。SDK のディレクトリ内では以下の 3 箇所に該当するファイルがあります。

  • client-side-detection-with-history/history/historyFrame.html
  • express-installation-with-history/history/historyFrame.html
  • no-player-detection-with-history/history/historyFrame.html

Flex 3 日本語版が発表になりました。出荷は 3 月中旬開始予定ですが、60 日間トライアル版が既にダウンロードできるようになっています。(Flex Builder 3 60 日間無償体験版

Flex Builder 3 は standard と professional 2 つのバージョンが用意されていて、価格はそれぞれアドビストア価格で stanard が 31,500 円、 Professional が 89,250 円です。Flex Builder 2 のライセンスをお持ちの方はアップグレード版の購入が可能とのことです。

2 つのバージョン間の機能上の違いは、Advanced DataGrid, チャートコンポーネント、プロファイラ機能等の有無になります。英語になりますが詳しくはこちらのページをご覧ください。(Flex version comparison chart)その他の新機能は、こちらも英語ですが US のサイトに一覧が掲載されています。(Flex Builder 3 features

それから、残念なことに、CS3 用の Flex スキンデザイン機能拡張や Flex Component Kit for Flash CS3 は英語版のみとなったようです...英語版がダウンロードできるようなので一応お知らせしておきます。(Flex Skin Design Extensions

BlazeDS は Adobe からの新しいオープンソースプロジェクトです。Remoting と Web メッセージングのソースコードが LGP v3 ライセンス下で公開されます。AMF のスペックもあわせて公開されます。

Adobe Labs から BlazeDS のパブリックベータ版がダウンロード可能です。(BlazeDS@Labs) フィードバックやバグレポートには当面パブリックバグデータベースが使用されるようです。

BlazeDS を Adobe が ビルドした LiveCycle Data Services, Community Edition も提供される予定です。こちらを利用すると Adobe からのサポートプログラムに登録できるようになるようです。従来の LCDS ES は引き続き販売されます。

さて、BlazeDS は従来 LCDS ES の一部として提供されていた機能をオープンソース化したものです。提供される機能は以下の 2 つです。

remoting

Flex や Ajax アプリケーションからサーバ側の Java オブジェクトのメソッド呼び出し(RPC モデルです)を実現することができます。データ送信のためのフォーマット変換ロジックを記述する必要が無いこと、バイナリデータフォーマットである AMF の使用によるパフォーマンス向上などの利点があります。

Web メッセージング

Flex や Ajax アプリケーションにサーバからメッセージをプッシュすることができます。クライアントは「トピック」に登録することでメッセージを受信できるようになります。クライアント間のコラボレーションを実現することも可能です。

BlazeDS の Web メッセージングは、COMET と同様のポーリングモデルか、クライアントとサーバ間に永続的なデータプッシュ用の接続を実現する新しい HTTP ストリーミングチャネルを使用します。CPU あたりおおよそ 100 から 200 程度の接続を処理することができます。(一般的なサーブレットと同様に考えられるという理解で書いています)

これに対して LCDS ES では CPU あたり数千の接続を扱うことが可能でクラスタリング機能も提供されるため、スケーラビリティの求められる環境では引き続きこちらを選択する必要があると思われます。RTMP のサポートも LCDS ES のみの機能です。

MAX で新しい製品についての話がありましたのでご紹介します。といっても、まだ実際に使えるようになるのはだいぶ先のようですが。

さて、Thermo は RIA の UI デザイン作業を効率化するために提供しようと考えられているツールです。Thermo を使った際に想定されているワークフローは以下のようなものです(たぶん)。

  1. Photoshop, Illustrator, Fireworks で画面デザインを作成する
  2. 作成したファイルを Thermo でを直接開く、または Thermo の描画ツールを使って画面をデザインする
  3. 画面デザインに対してインタラクションを追加する
  4. トランジション等のビジュアルエフェクトを定義する
  5. サンプルデータを設定して実際に動かしてみる
  6. MXML として書き出して開発者に渡す

Photoshop, Illustrator, Fireworks はグラフィックデザイナー向け、Thermo はインタラクションデザイナー向けといった感じでしょうか。FlexBuilder とのファイル共有ができるので開発が楽になりそうな気がしますね。

デモで使われたスクリーンショット等が Labs にあります。(Thermo@Labs

Flex 3 ベータ 2 がリリースされましたので簡単なご紹介を。(Adobe FlexBuilder@Labs, Adobe Flex SDK@Labs

Flex 3 Planning ページの最新情報によれば、Flex 3 のスケジュールは以下のようになっています。

  • April 9, 2007 M1 Release (Alpha)
  • June 11, 2007 M2 Release (Beta 1)
  • October M3 Release (Beta 2) - Feature Complete
  • Late 2007 M4 - Release Candidate
  • Early 2008 Final Release

今回は上から3つ目の M3 と呼ばれるリリースで、機能実装が終了した状態であることがわかります。この先、年内には正式リリース候補が公開され (M4)、来年の早い時期に正式出荷される予定ですので、今後はバグフィックスが主な作業になると思われます。

システム条件等はベータ 1 から変わっていませんが、既存の環境にそのままインストールすると問題の起きるケースがあるようです。古いバージョンをアンインストールするか別の場所にインストールするようにしてください。

また、クロスドメイン RSL 機能を使用する場合、Flash Player は一緒に公開された最新版 (9,0,60,235) を使用する必要があります。この Flash Player はベータ版ですので、通常の Web 閲覧環境で使用には十分ご注意ください。他の機能に関しては、最新の正式リリース版 (9,0,47,0) でも大丈夫なようですが、できるだけ最新のベータ版をお使いいただければと思います。

Flex Skin Design Extensions

CS3 製品で制作したスキンを Flex 3 にインポートするための機能拡張のプレリリース版が公開されました。Photoshop, Illustrator, Flash, Fireworks それぞれに機能拡張が提供され、FlexBuilder 3 のスキンインポートウィザード用に合わせた形でスキンをデザインできるようになります。

ダウンロードは Labs からどうぞ。(Flex Skin Design Extensions@Labs Downloads

ILOG Elixir

最後に、Adobe が ILOG Elixir の再販を検討していることがアナウンスされました。ILOG Elixir は Flex 3 用のデータビジュアライゼーションコンポーネントで、さまざまなグラフやマップがあります。詳しくは製品情報ページをご覧ください。(ILOG Elixir

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