2006年7月アーカイブ

Flex Data Services 2.0 (FDS2) には無償で配布されて商用利用も可能な Express 版があります。

一方、使用の際にはいくつか制限が付きます。以下に簡単にまとめますので参考までにご覧ください。

FDS 2 Express の使用上の制限は次のようなものです。

  • 1 CPU 上で稼動する環境でのみ仕様可
  • クラスタリングやロードバランサーの使用禁止
  • 1 つのアプリケーションは 1 つの FDS 上にのみインストールできる

最初の点は、物理的に複数の CPU が搭載されているハードウェア上では使用できないというものです (論理区画を区切って1 CPU だけ切り離せるものは別ですが)。デュアルコアでも 1 CPU は 1 つと数えます。

3 つめの点は、アプリケーションの配置に関する制限です。あるアプリケーションが、FDS 2 Express 上にインストールされている場合、そのアプリケーションを他の FDS 上にもインストールすることはできません (ここでのインストールはアプリケーション実行時に FDS と接続される状況とお考えください) 。

例えば、1 CPU のノート PC があったとして、そこに FDS 2 Express をインストールすることは OK です。さらに、その上に好きなだけ自前の Flex アプリケーションをインストールして公開することができます。ただし、それらのアプリケーションの内1つでも他の環境にもインストールされているものがあると、それはライセンス違反になります。

つまり、クラスタリングやそれに順ずるもの (スケーラビリティを実現する方法) は禁止されています。

このことから分かるように、主に想定されている使用目的は、開発用や小規模のアプリケーションでの使用です。より大規模なシステム環境が必要なケースでは、Departmental 版または Enterprise 版をお求めいただく必要があります。

FDS 2 Express は以下のリンクからダウンロードできます。システム条件はこちらをご覧ください。 (必要なシステム構成)

アドビール

見るからに合成っぽい写真で恐縮ですが、来週8月1日の Developers Night 用のビールのイメージです。社内では Adobeer (アドビール)と呼ばれています。当日来場いただいた方にはもれなく受付でお渡しすることになっています。でも、開けるのは乾杯まで待ってくださいね。

ちゃんとソフトドリンクも用意されております。

 

 

 

 

ご存知のように Flash 8 の swf (AS1/2 の swf) は Flex 2 アプリ (AS3 の swf) から直接扱うことができません。そのため Loader コンポーネントで Flash 8 の swf を読み込んでから LocalConnection を使う必要があります。

この件に関する簡単なサンプルがテックノートとして公開されましたのでご紹介します。(Using Flash 8 SWFs with Flex 2 Applications) テックノート内のサンプルファイルもこちらからダウンロードできます。(LocalConnection.zip - 210KB)

概要をかいつまんで説明しますと、Flash 側では以下のような記述をします(一部のみ抜粋)。

さっそく FDS 2 のパッチが公開されました。今回対象となる現象は次のようなものです。

Flex アプリケーションを表示しようとしたとき、必要なバージョンの Flash Player がインストールされていないユーザーの環境では Express Install が開始され最新の Player のインストールが行われます。インストールが完了すると、本来であれば当初実行しようとしていたアプリが表示されるはずなのですが、代わりに Flash Player ダウンロードセンターにリダイリクトされてしまいます。

ライセンスを購入した FDS 2 に対しては以下のパッチがサポートされます。(fds2_hf143906.zip - 6KB) インストールの手順は以下のとおりです。

  1. 上記の zip ファイルをダウンロードして展開しておく
  2. FDS 2 を停止
  3. fds2_143906.jar ファイルを /WEB-INF/flex/hotfixes ディレクトリにコピー
  4. FDS 2 を再起動

詳しくはこちらのテックノート(英文)をご参照ください。

先日お知らせした Developers Night の3日後の 8/4(金) に、今度はクリエーター向けの Adobe Ideas 2006 が開催されます。 時間は 13:00 - 20:30 (12:00 開場)で、場所は新木場の Studio COAST (地図)です。

プログラムは以下のちょっと豪華な内容が予定されています。詳しくはイベントサイトを参照してみてください。(Adobe Ideas - プログラム詳細

13:00-14:15 基調講演 「Where are we going ?」
アドビ システムズ社
Web & ビデオ製品担当 バイス プレジデント
ジム ジェラルド

14:30~15:45 セッション1 「Video meets Flash」
[ゲストスピーカー]
STANDARD SERIES INC.

16:00~17:15 セッション2 「Design meets Flash」
[ゲストスピーカー]
株式会社 Eat Creative
Basement Factory Productions Co., LTD.

17:15-18:30 Adobe DJ ブース
マルチクリエイター 高木敏光 氏

18:30~20:30 スペシャルイベント
[出演予定エンターテイナー]

  • 書家 武田双雲
  • コラボレーションユニット Cell/66b
  • DJ: TOWA TEI
  • VJ: PowerGraphixxx

参加には一日券(4500円)の購入が必要で、当日券はありませんのでご注意ください。お申し込みはこちらのフォームからどうぞ。(Adobe Ideas - お申し込み) 定員 900 名にて締め切らせていただきます、とのこと。

すでに各所で見かけられたかと思いますが、Flash誕生10周年を記念してアドビが Motion Award というコンテストを開催することになりました。(Motion Award 公式 Web サイト

趣旨は「創造性あふれるFlashおよびビデオ映像クリエイターの発掘と育成」というものです。

応募部門は次の4つ (1. Flashアニメーション部門、 2.ショートフィルム部門、 3.Flashインタラクティブ部門、 4.モバイル部門) で、総合グランプリ(1作品)、各部門賞(4作品)およびStudent Award(1作品)の合計6受賞作品が選出されます。審査員は、内山 光司氏、黒田 昌朗氏、佐野研二郎氏、中村 勇吾氏、箭内 道彦氏、の5名です。

応募資格は高校生以上、応募期間は 2006年7月24日(月)~2006年11月15日(水) です。

受賞作品は2006年12月15日(金)に発表され、12月15日(金)から17日(日)までラフォーレ原宿にて展示されます。

それではみなさま奮ってご応募ください。

Adobe 最大規模のユーザーカンファレンス MAX 2006 の登録が開始されました。今年は10月23日から10月26日まで Las Vegas のホテルにて 100 以上のセッションが予定されています。早期に登録された方には割り引きもあるようです。詳しくは登録ページ(英文)をご覧ください。(Adobe MAX 2006 Registration

MAX 2006 の詳しい情報はUSサイトのイベントページをご覧ください。(Adobe - MAX 2006)日本のサイトにもちょっと先には情報が公開される予定です。

来たる8月1日(火)午後6時から品川インターシティーホールにて、Adobe Flex Developers' Night が開催されます。(詳細はイベントサイト - Adobe Flex Developers' Night - をご覧ください) 先日発表された Flex 2 による RIA 構築に興味のある方で、製品情報を入手したい方や他の開発者とコミュニケーションしてみたい方はぜひお越しください。会場の地図はこちらです。(品川インターシティーホール) 受付は午後5時30分から開始です。

参加の際は事前申し込みが必要になりますので、こちらのページからご登録をお願いします。(イベントサイト - 登録受付) 参加費が 3000円になりますが、「元は取れるぞ!」と告知ページにもあるように、下の写真の特製 Flex USB メモリーなどがもれなくもらえますので、覗いてみるだけでも得かも?

Flex USB Memory

Flex Builder 2 を使ってデバッグをしようとすると、次のようながタイトルの警告ウインドウが表示されることがあります。

"Installed Flash Player is Not a Debugger"

このままの状態ではデバッグを行うことができませんので、お手数ですが、症状がでた場合には以下のサイトからデバッグプレーヤーをダウンロードしてインストールしてください。(Flash Player Downloads

この現象が起きる可能性があるのは、Flash Player 9 を Adobe のサイトからインストール後に、Flex Builder 2 のトライアル版をインストールした場合です。最初にアップされた Flex Builder 2 に含まれるデバッグプレーヤーのバージョン(r15)が公開されているプレーヤー(r16)よりも古いため、インストール時に上書きがされないのが原因です。

なお、対象となるインストーラは公開後一両日にダウンロードされたもののみで、現在は最新版のデバッグプレーヤを含むものになっています。詳しくはこちらの tech note をご参照ください。(FlexBuilder TechNote - 英文

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