2013年6月アーカイブ

現在 Creative Cloud に公開中の Edge Code CC プレビュー版には、Edge Inspect と連携するための機能拡張が含まれています。これは Edge Code チームが開発したものだそうです。

これにより、Edge Code を使って開発中のファイルを、デバイス上で直接表示確認できるようになりました。HTML や CSS ファイルへの変更は、保存するとデバイス上の表示に反映されます。

この機能拡張は Apache 2 ライセンスの元、オープンソースとして公開されています。そのため、Edge Code のコアである Brackets でも、追加すれば利用可能です。

機能拡張はこちらからダウンロードできます。 (Edge Inspect CC Extension for Brackets

先日公開された Edge Animate CC のバージョンは 2.0 と、メジャーバージョンアップ扱いです。

古い話ですが、バージョン 1.0 公開時に予告されていた通り、無償での製品提供はバージョンアップにより終了となりました。

Edge Animate のバージョン 1.x とは異なり、バージョン 2 からは、有償 Creative Cloud メンバーシップの一部、もしくは単体のサブスクリプションとして提供されます。 (または、30 日の無償お試し版)

また、今後提供されるの製品アップデートは、Creative Cloud 経由のみとなります。つまり、今後の更新は、全て有償のサブスクリプションの一部という位置づけになるようです。

ところで、これまで提供されていたバージョン (1.0, 1.01, 1.5) をインストール済みの方は、今後もずっと使い続けることができます。ライセンスが期限切れになることはありません。

Edge Inspect と言えば、すっかりデバイス上での表示テストには欠かせないツールとなりました。

その Edge Inspect の機能を JavaScript から呼び出して利用できるという API が公開されました。GitHub にリポジトリが作られています。 (edge-inspect-api

API として提供される機能は、Edge Inspect の Chrome 拡張に実装されている機能のサブセットです。これを使えば、Chrome 以外のブラウザからも Edge Inspect を利用したり、Edge Reflow や Edge Code のように、ツールから直接表示確認を行えるようになります。

この API は Apache 2.0 ライセンスの元、自由に利用することができます。ただし、Edge Inspect の正式な利用ライセンスは必要です。

Android の Canvas のパフォーマンスに不満を持っていた人には良いお知らせかもしれません。

アドビの新しいオープンソースのプロジェクトとして FastCanvas が GitHub に公開されました。FastCanvas は Android 向けの PhoneGap アプリ用に開発されたプラグインです。 (phonegap-fast-canvas-plugin

FastCanvas は HTML5 の Canvas の機能のサブセットを提供し、より高速な描画を実現します。全ての Canvas の機能は提供されませんが、特に GPU 描画の効果が出やすい機能に特化しているとのことですので、パフォーマンスで問題のある人は試してみる価値はありそうです。

(現在提供される機能は、変形と画像の描画関連の API。目標は CanvasRenderingContext2D にできるだけ近づけたい)

待望の Flash Professional CC が公開されました。既報の通り、今回のバージョンからは Creative Cloud 経由のみでの提供となります。

Flash Professional CC の新機能は、5 月の MAX の時に発表されているので、既にご存じの方も多いかと思います。 (その頃に書いた新機能紹介の記事

特に主要な機能については、ADC OnAir にゲストとしてお迎えした池田さんから、実際のデモが丁寧に紹介されています。よろしければそちらもご覧ください。 ( 第7回『進化した Flash Pro CC - Flash, HTML5, ビデオ表現の可能性を探る』

さらに、今週の金曜日 6 月 21 日に開催される ADC MEETUP Round 07 では、

の 2 つのセッションで Flash Pro CC の話を聞けます。前者は既に Flash Pro を使ったことがある人向け、後者は初心者向けのセッションです。

2 週間前に Sprint 25 が公開されたばかりの Adobe のオープンソースプロジェクト Brackets の Sprint 26 が公開されました。残念ながら、「名前をつけて保存」 の機能は間に合わなかったようです。

自動更新もしくは、「ヘルプ」 メニューの 「更新をチェック」 から入手可能です。直接ダウンロードする場合は以下のリンクからどうぞ。

今回は比較的地味な更新となっています。主な変更点は以下の 5 つです。

  • ステータスバーのデザイン変更
  • 機能拡張の管理機能の更新
  • 最新の JS ライブラリに対応したアーキテクチャーへの変更
  • CSS コードヒントの強化
  • ファイル削除時の振舞いの改善

今月も Flash Playe 及び Adobe AIR セキュリティアップデートが公開されました。Windows アップデートと同時なのが分かりやすいです。更新内容の詳細はこちら (英語) です。

対応した問題の影響度は一番高い "critical"、緊急度は Windows 版が実際に攻撃に利用される可能性を示す "1"、Mac 版は緊急性は低いものの攻撃の可能性が認められる "2"、それ以外のプラットフォームは緊急度の低い "3" です。

以前の記事でお伝えしたように、おそらく今回 (もしかすると次回) で、Flash Player 10.3 に対する更新提供は終わりになるものと思われます。

さて、新しい Flash Player のバージョンは以下の通りです。

ちょっと前の話になってしまいますが、ちょうど 1 ヶ月ほど前に CreateJS の各ライブラリが更新されました。重要度の高いバグへの対応などが含まれています。もうすぐ公開されるはずの Flash Pro CC にも、こちらのバージョンが同梱されてくるものと思われます。

この更新では、一部の API の整理が行われたり、簡単な機能の追加が行われたライブラリもありますが、基本的には、バグの修正をはじめとするライブラリの品質向上が主な目的とされました。

その一環として、ドキュメントやチュートリアルも大幅に強化されています。しかし、

  • 従来のドキュメントの記述が無効になるような大きな変更が無いこと
  • ドキュメントの修正の一部は日本語化の作業からフィードバックされたものであること

という理由で、現在進行中のドキュメント日本語化プロジェクトは、特に対応をとらず、従来どおりに進めることとなりました。 (というわけで、もうすぐ完了しそうです)

Adobe のコードエディタのオープンソースプロジェクト Brackets の Sprint 25 が公開されています。

最初に公開された Sprint 25 は、ややパフォーマンスが悪くなるバグがあったそうで、5 月 24 ~ 25 日あたりにダウンロードした人は、一旦システムから削除して、もう一度 Sprint 25 を再インストールした方が良いかもしれません。

Sprint 25 には派手な機能の追加は無いものの、エディタとして基本的な機能が追加されています。具体的には、ファイルナビゲーター内で右クリックすると、選択されているファイルを削除できるように (ついに!) なりました。

コンテキストメニューには、そのほかに、ファイルナビゲータが表示しているフォルダを OS のウインドウに表示したり、フォルダを再読み込みするメニューも追加されています。

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