Flash Player 12 と AIR 4 が公開されています。
従来はマイナーバージョンが 1 つずつ増えていましたが、今後はメジャーバージョンが変更されます。また次のバージョンからは、Flash Player と AIR のバージョンが揃えられる (どちらも 13 になる) 予定です。
ということで、今回の Flash Player のバージョンは、
- Win IE, Mac : 12.0.0.38
- Win IE 以外のブラウザー : 12.0.0.43
- Chrome : 12.0.0.41
- Linux : 11.2.202.335
- 拡張サポート : 11.7.700.260
となっています。
AIR の新しいバージョンは、Win, Mac, Android 全て 4.0.0.1390 です。
新機能
詳細は大体以前の記事でお伝えしているので、Flash Player 12 と AIR 4 の新機能を項目だけ。
- Worker (並列処理) のサポート (Android)
- ネイティブ拡張での R* を利用したリソースアクセスのサポート (Android)
- Android 4.4 サポート
- Windows 7 上の IE 11 サポート
- Mac で .pkg ファイルによるインストールのサポート
- Profile の配列を使った Context3D の生成機能
- Stage3D でバッファの使用方法を指定するフラグを追加
- GraphicsPath クラスに cubicCurveTo() メソッドを追加
- iOS 用パッケージエンジンの改善 (ベータ)
Android で Worker が正式サポートになったのが、大きな変更となりました。
最大 10 倍早いという新しい iOS パッケージはまだベータの扱いですが、フィードバック絶賛募集中とのことなので、こちらも是非お試し下さい。利用するには ADT コマンドの引数のサイン関連のオプションの前に
"-useLegacyAOT no"
を追加します。
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