2012年5月アーカイブ
Flash Professional CS6 から、スプライトシートを生成する機能が追加されました。ステージ上やライブラリ内の、任意のシンボルや画像を、スプライトシートとして書き出せるようになっています。
また、複数のシンボルを選択してからこの機能を使うことで、テクスチャアトラスを生成することもできます。
テクスチャ (すなわちスプライトシート) の GPU へのアップロードは時間のかかる処理とされています。そのため、基本的には、シンボルごとにスプライトシート化するよりは、できるだけまとめてテクスチャアトラスにするのがお勧めと言われています。
ちょっと前に公開された Edge プレビュー版 6 (Adobe Edge プレビュー 版 6 公開) から追加された API のご紹介です。
最新の Edge ランタイムでは、Edge のシンボルから 2 つのイベントが利用できる様になりました。それぞれ、シンボルの生成時と削除時に発行されるイベントです。
- creationComplete
シンボルの生成と初期化が終了した直後、ただし、autoPlay が実行される前に発行される - beforeDeletion
シンボルが削除される直前に発行される
creationComplete は、特にタイムラインを自動的に再生しない場合、初期設定を行うのに役立ちそうです。
他には特に変更は無いようでした。あまり大きな変更が無かったということは、正式に公開される日が近づいているということかも?しれません。
昨日、ADC OnAir をご覧頂いたみなさま、どうもありがとうございました。見逃した方は、こちらをどうぞ。 (ADC OnAir)
お聞き苦しかったかと思いますが、番組中で説明に使用した資料をアップしましたのでお知らせします。現状では、デバイス向けのコンテンツ作成には、CPU 描画より GPU 描画を選択するのが良さそうだという内容の資料です。
次回の ADC OnAIR (6 月 6 日放送予定。メインは池田さんの Stage3D 解説!) でも、また 5 分ほどのコーナーを頂く予定ですので、何かリクエストがあれば是非お知らせ下さい。番組内容に対するリクエストも大歓迎です。
Flex SDK のアドビから Apache への移管に伴い、SDK のホスト先もアドビドメインから、SourceForge に変更されています。
新しい Flex の Wiki は、Flex SDK@SourceForge です。ページ内から最新版の SDK のダウンロードも選択できます。特定のバージョンの SDK のダウンロードは、Flex SDK Downloads@SourceForge から選択できます。
SDK 自体はオープンソースですが、アドビがビルドしたバイナリーを含む場合は、ダウンロード前に、一旦アドビサイトに飛ばされて、ライセンス同意を求められます。
その場合は、ページの下までスクロールして、チェックボックスをクリックすると、ダウンロードボタンが有効になります。
例年 10 月に、アメリカで開催されていた Adobe MAX が、今後は 5 月に開催されるという発表がありました。 (MAX Moves to Spring)
おそらく、CS 製品の更新と、タイミングを合わせるのが目的ではないかと思われます。ということで、残念ながら、MAX 2012 は開催されないことになります。
MAX 2013 は、来年の 5 月 4 日から 8 日まで Los Angels で開催予定とのことなので、日本は GW と多少被ることになりそうです。果たして MAX ツアーは無事開催されるでしょうか?
予定されているプログラム内容を見ると、次回の MAX では、以下の 4 つのトピックを中心にセッションが構成されるようです。
HTML5 のモーションデザインツール Edge のプレビュー 6 が Adobe Labs に公開されました。 (Edge@Labs)
今回から、日本語の UI が提供されるようになりました。今まで様子見だった人もそろそろ試し時かもしれません? ダウンロードはこちらです。 (Edge@Labs Download)
ランタイムの API に若干変更があるようなので、以前のバージョンで制作したコンポジションはそのまま使わない方が良さそうです。
プレビュー 6 の主な新機能は以下のとおりです。
特に発表が有ったとかでは無いようですが、github に Web 用のコーディングツール Bracket が公開されています。 (Brackets-app@github)
Brackets は、HTML、JavaScript、CSS のコーディングに特化したツールのようです。起動すると "Experimental Build"(お試し用) と書かれているので、まだ実装するつもりの機能が全て揃っている訳で無いのは明らかながら、とりあえず最低限のコーディングはできるようです。
上記のリンク先のページから zip をダウンロードすると、Mac 用と Win 用のプログラムがどちらも含まれています。サポートされる OS のバージョンは、とりあえず不明です。
それから、ソースコードも公開されています。ということで、オープンソースのプロジェクトということになりそうです。