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Adobe Scout は Gaming SDK の一部として提供されている、Flash Player あるいは AIR 上 (内) で実行されるコンテンツのプロファイリング用のツールです。

詳細な情報を取得できるため、コンテンツの問題を解決するにはとても便利ですが、取得可能な情報が多いために、最初のうちは、どこから見たら良いのか戸惑ってしまうかもしれません。そこで、Scout が扱う情報の種類を整理してみたいと思います。

Scout は、以下の 5 種類の情報を取得する機能を持っています。各々の項目に対して、取得するかどうかを事前に指定できます。 (途中で変えることはできません)

アドビから Flash コンテンツ用のプロファイリングツール Scout が公開されました。ブラウザ内の Flash コンテンツも、デバイス上の AIR アプリも、簡単に且つ詳細にプロファイリングができます。

Scout は、ベータ版の時点では Monocle というコード名で一部の機能が紹介されていたツールで、正式な公開に伴い名称が変更されました。ドラゴンボールに出てくるスカウターをイメージして付けられたのかどうかは不明です。

提供は Creative Cloud を通じて行われます。Creative Cloud のアプリダウンロードページから Game Developer Tools を選択して展開すると、その中に Scout が含まれています。

最初のバージョンは無償で利用できます。Creative Cloud にユーザ登録だけあればダウンロードできるようになっています。

現在ベータ版が Adobe Labs に公開されている Flash Builder 4.7 のヘルプドキュメントに、Monocle の設定方法が公開されています。 (Using Project Monocle with Flash Builder

Monocle は現在開発が進められている新しいプロファイリングツールのコードネームです。何回か公開デモが行われたことがあるので、見たことのある方も多いと思います。

Monocle は Flash Player 11.3 / AIR 3.3 から導入された Telemetry という機能を利用します。

Telemetry は Flash ランタイムが持つ機能で、ActionScript だけでなく、ランタイム内部の動作状況もデータとして通知します。Monocle はこのデータを受け取って表示するため、Flash Player 上のコンテンツや、AIR アプリケーションのとても詳細な動作状況を表示することができます。

また、Telemetry は、通常の再生環境で利用できます。デバッグ用のプレーヤをインストールしたり、デバッグ用のビルドを用意する必要がありません。

これにより、Monocle では (Telemetry では)、ユーザが体験するパフォーマンスをそのままプロファイルできるという利点があります。

2014年1月

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