2006年8月アーカイブ

@IT にエクスペリエンスデザインについて拙文を書かせていただきました。「だ」「である」調は書きなれないので難しかったです。自分の言葉じゃないみたい。よろしければごらんください。こちらです。(@IT WCR Watch [15]

そもそも、Flex とかを使ってアプリケーション開発をしようと思ったときに、エクスペリエンスデザインという言葉がひっかかっても、開発者向けのよい案内編が見つからないですねー、というのが今回の記事を書くことになった理由です。XD って何?って聞かれたときに、とりあえずこれ読んでみたらと言える内容になってると良いのですが。

この先、Flex を扱ったもう少し具体的な話も書けるとよいなと思っています。(反応が良かったら)

Flex 2 の MXML & AS3 言語リファレンス(Flex 2 Language Reference@livedocs)の生成にも使われている ASDoc がプレビュー版という位置づけで Adobe Labs に公開されました。これを使えば簡単にクラス定義ファイルからクラス仕様書を作成することができます。

ASDoc を使用するには Flex Builder 2 か Flex 2 SDK のどちらかがインストールされている環境が必要です。次の zip ファイル(asdoc.zip - 4.6MB)をダウンロードして SDK のインストールされているディレクトリで展開すると使用できるようになります。例えば、C:\Program Files\Adobe\Flex Builder 2 に Flex Builder 2 がインストールされている場合は C:\Program Files\Adobe\Flex Builder 2\Flex SDK 2 でファイルを展開します。これにより bin ディレクトリの下に asdoc.exe が作成されます。Mac OS X の場合は既存のフォルダを上書きしてしまうので、別途展開してコピーしてください。

ところで、大変残念なことに使用上の制限として次の文が書かれています。

non-ASCII comments are not parsed correctly, even with actionscript-file-encoding set.

つまり、日本語は現在使用できないということです。

ASDoc の作者と会話したところ本人は直す気まんまんだったので一緒にテストすることになりました。今のところ判明している現象は文字化けとコンパイルエラーですが、そのほかにも情報をお持ちの方はお知らせいただければと思います。

Intel Mac 用 Flash Player が公開されました。バージョンは少し上がって 9.0.20.0 です。ダウンロードはこちらのURLからできます。(Flash Player ダウンロードセンター Mac OS X) 他のプラットフォームでは引き続き従来のバージョンをお使いください。

日本のサイトのリリースノートはまだアップデートされていないようですが、Audio MIDI のサンプルレートが 48Khz 以上のときにサウンドの入力がされない件と、ロゼッタモードではピクセルベースのグリッドフィッティングが効かない件、および日本語を含むダブルバイトモードでは Mozilla プラグインファインダーサービスが Flash Player 9.0.20.0 をインストールしない件が追加されています。(Flash player release notes@US site

ご参考までに、こちらも英語ですが Flash Player 9 で既知の主要な問題についてはこちらのテックノートにまとめられています。(Flash Player 9 Emerging Issues

アドビール

Adobe Ideas バージョンのアドビールです。こっちはちゃんとラベルも Adobeer になってますね。

Ideas の時に Fireworks なくなるんですか?という質問があったので、以下ちょっと情報を。

既にいくつものレポートでカバーしていただいているように、この件は基調講演の中でも触れられていて、Fireworks の開発の継続が表明されています。

その他 Fireworks プロダクトマネージャの Danielle Beaumont のポストにも(原文こちら)、Fireworks は引き続き Adobe の重要な製品として次のバージョンも予定されているとのコメントがありました。また、Photoshop との位置づけについては John Nack のブログにコメントがあります(Photoshop + Fireworks: Where to from here?)。 結局、どちらのツールも現状の機能を削ることなく、他の Adobe 製品との連携を改善していきたいという考えのようです。

また Dreamweaver と Freehand については、以前製品打ち切りの噂が流れたことがありましたが、そのときに macworld.com に次のような記事が掲載されています(Adobe: GoLive and Freehand development will continue)。GoLive も Freehand も当面なくなる予定は無い。一方、Dreamweaver と Illustrator が戦略の中心になっていくことは否定しない、といった内容です。

以上ご参考まで

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