Flex 3 ベータ 2 がリリースされましたので簡単なご紹介を。(Adobe FlexBuilder@Labs, Adobe Flex SDK@Labs)
Flex 3 Planning ページの最新情報によれば、Flex 3 のスケジュールは以下のようになっています。
- April 9, 2007 M1 Release (Alpha)
- June 11, 2007 M2 Release (Beta 1)
- October M3 Release (Beta 2) - Feature Complete
- Late 2007 M4 - Release Candidate
- Early 2008 Final Release
今回は上から3つ目の M3 と呼ばれるリリースで、機能実装が終了した状態であることがわかります。この先、年内には正式リリース候補が公開され (M4)、来年の早い時期に正式出荷される予定ですので、今後はバグフィックスが主な作業になると思われます。
システム条件等はベータ 1 から変わっていませんが、既存の環境にそのままインストールすると問題の起きるケースがあるようです。古いバージョンをアンインストールするか別の場所にインストールするようにしてください。
また、クロスドメイン RSL 機能を使用する場合、Flash Player は一緒に公開された最新版 (9,0,60,235) を使用する必要があります。この Flash Player はベータ版ですので、通常の Web 閲覧環境で使用には十分ご注意ください。他の機能に関しては、最新の正式リリース版 (9,0,47,0) でも大丈夫なようですが、できるだけ最新のベータ版をお使いいただければと思います。
Flex Skin Design Extensions
CS3 製品で制作したスキンを Flex 3 にインポートするための機能拡張のプレリリース版が公開されました。Photoshop, Illustrator, Flash, Fireworks それぞれに機能拡張が提供され、FlexBuilder 3 のスキンインポートウィザード用に合わせた形でスキンをデザインできるようになります。
ダウンロードは Labs からどうぞ。(Flex Skin Design Extensions@Labs Downloads)
ILOG Elixir
最後に、Adobe が ILOG Elixir の再販を検討していることがアナウンスされました。ILOG Elixir は Flex 3 用のデータビジュアライゼーションコンポーネントで、さまざまなグラフやマップがあります。詳しくは製品情報ページをご覧ください。(ILOG Elixir)