2008年5月アーカイブ

Adobe Opensource Project の Flex 3 SDK Downloads ページから 3 月 16 日以降の Adobe Flex SDK Nightly Build をダウンロードすると Flash Player 10 ベータのデバッグプレーヤが runtimes/player/10 の下に含まれています。Flash Player 10 ベータのデバッグプレーヤが欲しいというお問い合わせがありましたので情報を共有しておきます。

Flash Player の脆弱性の件については、最新版で対応済みという見解で落ち着いたようですが、あくまで最新版では修正済みという話ですので、まだ以前のバージョンをお使いの方は速やかにアップデートするようにして下さい。

バージョンの確認: Flash Player 製品ページ

最新版へのアップデート: Flash Playerダウンロードセンター

先日公開された Flash Player 10 ベータでは今回問題になった脆弱性には対応済みとのことです。いちおう。

お知らせ 2 点です。

その 1

MAX 2008/2009 のサイトがオープンしました。(Adobe MAX 2008/2009) MAX US が 11/16-19 に San Francisco、MAX Europe が 12/1-4 に Milan、MAX Japan が 1 月に東京で開催予定です。US MAX は登録も開始されています。

その 2

次期、BREW プラットフォームに Flash の技術が搭載されることが発表されました。(Qualcomm and Adobe Collaborate To Empower Developer Ecosystems With BREW Mobile Platform) 2008 年秋に出荷予定のチップセットから Flash がプラットフォームに統合され、BREW API を利用したインターフェースを Flash で作成したり Flash Lite コンテンツを表示する機能が標準で利用できるようになるようです。先日発表された Open Screeen Project の一環という話なので将来的には AIR の搭載も期待されるところです。

Flash Player の脆弱性に関する一昨日からニュースの件について Adobe の製品セキュリティチーム blog にアップデートがありました。(Potential Flash Player issue - update

それによると、今回のアタックは 一部に報道されていたように zero-day アタックではなく、最新のバージョンである Flash Player 9.0.124.0 では再現しないことが Symantec 社により確認されたそうです。ただし、この blog 記事の内容は Adobe からの正式な発表ではありませんので、あくまで経過報告としてお伝えしている旨ご了解ください。

CS4 のベータ版の英語版が Adobe Labs に公開されました。今回公開された製品は以下の 3 つです。

最初に起動してから 48 時間使用することができます。CS3 のライセンスを持っていれば製品が正式に出荷されるころまでは使用可能です。

サポートされる OS (英語版ですが) は XP SP2, Vista, OSX 10.4.11 以降です。Soundbooth のみ PPC Mac には非対応です。

それぞれの製品の新機能をほんの少しだけ。

Dreamweaver

  • Live View : 編集中の web ページを Dreamweaver の環境内で表示
  • Related Files Toolbar : 編集中のページに関連するファイル一覧を表示
  • Code Navigator : 複数箇所への変更を一括管理

Fireworks

  • CSS ベースのレイアウトとスタイルシート書き出し
  • Fireworks のデザインの PDF 書き出し (印刷がきれいに)
  • AIR アプリケーションの開発が可能

Soundbooth

  • 複数トラックを使ったサウンド編集
  • 複数のファイル内のデータ間の音量調整
  • MP3 のプレビュー

まず、Adobe Labs に Flash Player 10 ベータの ASDoc が公開されています。(flashplayer10_as3langref_052008.zip: 6.46MB) それから、Flash Player 10 用 Flex SDK の Nightly Build (安定していないビルド) がダウンロードできます。(Flex 3 SDK Downloads) May 15 以降のビルドをダウンロードすれば Flash Player 10 の新しい機能を使ったアプリ開発ができます。

さて、今日の本題です。既報のとおり、Flash Player 10 には新しい高機能なテキストエンジンが搭載されます。上でご紹介した ASDoc には flash.text.engine というパッケージ (FTE と呼ばれています) が追加されていますが、縦書きやマルチカラムといった新しい機能を利用するには、この FTE の API を使うことになります。

ところが、FTE は低レベルの API なので、これを使いこなすには新しいテキストエンジンの構造をきちんと理解する必要があります。つまり、 かるく試してみるにはちょっと敷居が高いのです。

そのため、もう少し簡単にテキストフォーマットを記述するための新しいマークアップ言語が提供される予定です。

Flash Player 10 の GPU サポートについて Flash Player チームのスペシャリストの Tinic が blog で説明しています。(What does GPU acceleration mean?) 現時点での貴重な情報なので、ポイントのみですが以下かいつまんで和訳してみます。

Flash Player 10 から wmode に direct と gpu の 2 つのモードが新しく追加されます。(Flash Player 9 では、normal, transparent, opaque の 3 つ) それぞれのモードの動作は、

  • direct モード : 画面に最短パスで描画したい時に使います。このモードでは、ブラウザが表示する領域と Flash Player の表示領域が重なっても大抵ブラウザ側が無視されます。ビデオ再生での使用が主に想定されています。
  • gpu モード : グラフィックカードの機能を利用して描画オブジェクトの合成を行います。個々のムービークリップの描画は従来どおりソフトウェアが行います。

これらの新しい GPU サポートモードを利用する前には、まず下記の注意事項をご覧ください。

1.グラフィックカードの機能を使用したからといって必ずしも描画が早くなるわけではありません。むしろ、遅くなる場合のほうが多い可能性もあります。GPU の効果を引き出すには、コンテンツをデザインする際 GPU の動作を理解しそれに合わせて設計する必要があります。そのためのデザイナ向けのガイドはできるだけ早い時期に提供できるようにしたいと考えています。

Pixel Bender Toolkit プレビューリリース 3 が公開されました。(Pixel Bender Toolkit@Labs) いままでは AIF Toolkit と呼ばれていたものです。Pixel Bender が正式な名前になるようです。

Pixel Bender は高パフォーマンスのグラフィックプログラミング言語で、C 言語に似たシンタックスの言語です。イメージやビデオ処理用のフィルタなどを作成することができ、既に After Effects CS3 で使われていますが、今後は他の Adobe 製品でも採用される予定です。昨日ベータの公開された Flash Player 10 でもサポートされる予定です。これにより Flash Player 上のカスタムフィルタをサードパーティから提供できる環境が実現されます。

Toolkit は以下のリンクからダウンロードできます。

Windows : Pixel Bender Toolkit (ZIP: 32.0MB)

Macintosh : Pixel Bender Toolkit (DMG: 30.5MB)

英文ですが、チュートリアルが公開されています。

filter_writing_tutorial.pdf (PDF: 37.7KB)

咋秋から Astro のコードネームで情報公開されていた Flash Player 10 のベータ版が Adobe Labs に公開されました。(Flash Player 10 beta@Labs

ダウンロードページはこちらです。(Flash Player 10 download@Labs) インストーラは英語ですが各国語 OS 上でインストール可能です。Flash Player 10 beta はまだ開発の早い段階ですので、テスト用の環境以外へのインストールはあまりお勧めいたしません。

インストール前には必ず現在インストールされている Flash Player をアンインストールしてください。アンインストーラはテックノート内から必要なプラットフォーム用をダウンロードして使います。(Technote:How to uninstall the Adobe Flash Player plug-in and ActiveX control) Windows IE 用は、コマンドプロンプトから /clean のオプション付で実行します。

Flash Player 10 beta をインストールすると機能紹介ビデオを見ることができます。デモページはこちらです。(Feature Demos and Videos@Labs

以下、主な新機能を簡単に紹介します。

久しぶりに Director の新バージョンが発表されました。(Adobe Director 11

遅ればせながら、Intel Mac (10.5 は除く、ですが)や Vista に対応しました。また、Flash CS3 を含め Adobe の最新のツールとの連携も改善項目のひとつです。詳しい機能はこちらのページをご覧ください。

アップグレードは Director 8.5 以降のバージョンが対象です。2008年5月9日(金)以降、Director MX 2004をご購入いただいたお客様は、Director 11への無償アップグレードをお申し込みいただけます。(申込締切日:2008年7月25日金曜日当日消印有効)

Shockwave Player は一足早くアップデートされています。(Shockwave Player ダウンロード

先週 Adobe 本社から Open Screen Project が発表されました。(Open Screen Project

このプロジェクトの目的は、携帯や家電製品などの様々なデバイス上で、一貫した実行環境としての Flash Player (将来的には AIR も含め) の実装を推進することです。PC 環境では、Flash Player が OS やブラウザに非依存の実行環境として普及していますが、同様の環境をデバイス上にも実現することで、PC からデバイスまで統一された体験を提供することができるようにしたいという取り組みです。

そのために、Flash テクノロジーのライセンスに関して以下のような変更が行われます。(正確な内容は上記のサイトから確認してください)

  • Flash (SWF) および Flash Video (FLV/F4V) フォーマット仕様の利用目的に対する制限の廃止
  • Flash Player をデバイスにポーティングするための API の仕様公開
  • 携帯との通信に使用されている Flash Cast プロトコルと AMF プロトコルの公開
  • 次バージョンの Flash Player および AIR for devece のライセンス費の撤廃

最新の実行環境が一貫性を持って提供され続けること、ユーザが様々な環境から自由にコンテンツにアクセスできることを実現するために、デバイス開発会社からコンテンツプロバイダーまで様々な企業と協力していくことも発表されています。

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