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Flash Playre 及び AIR ランタイムのセキュリティーアップデートが公開されました。

Flash Player はデスクトップ版の 10.3.181.36 以前、及び Android 版 10.3.185.25 以前の全てのバージョンが対象です。AIR は 2.7 以前の全てのバージョンが対象です。

新しいバージョンは以下の通りです。

  • Flash Player
    • デスクトップ : 10.3.183.5
    • Android : 10.3.186.3
  • AIR
    • デスクトップ : 2.7.1
    • Android : 2.7.1.1961

今回修正された脆弱性を使った攻撃はいまのところ報告されていないそうですが、重要度は Critical (一番上) とのことなので、至急アップデートをお勧めします。

今月は何回もセキュリティーアップデートが公開されました。昨日の Android 版 Flash Player 更新後の最新バージョンは以下のようになっています。

  • デスクトップ:10.3.181.34
  • Android:10.3.185.25

既に攻撃の報告されている脆弱性に対する修正ですので、至急のアップデートをお勧めします。まだの方は、こちらから更新できます。(Flash Player ダウンロードセンター

インストールされているバージョンの確認はこちらが便利です。 (Flash Player について

デバッグプレーヤーの最新版は、サポートセンターからダウンロードできます。ちゃんと日本のサイトも更新されています。

Adobe AIR は、デスクトップ Android 共に 2.7.0.1948 が最新です。

 

モバイルデバイス上で、最新の Flash Player と HTML5 のパフォーマンスを比較した結果が公開されています。

以下簡単に内容をご紹介します。

その 1

1 つ目は、EffectiveuI の Sean Christmann 氏による、GuiMark の結果です。

行われたテストは、種々のスマートフォンやタブレットを用意して、ブラウザ内で HTML5 と Flash Player を使い同等のコンテンツを表示するというものです。結果は、1 秒あたりに表示されたフレーム数で測っています。

行われたテストの種類は、

  • ビットマップ描画
  • ベクター描画
  • 数値演算
  • ビデオ再生

です。

インタラクティブコンテンツの再生に関する項目では、どのデバイス上でも、Flash Player 10.3 の方が HTML5 のほぼ 2 倍程度のパフォーマンスを維持しています。(iPhone & iPad では当然ながら HTML5 のみ計測。iOS 機と Android 機の HTML5 描画性能に大きな差はない模様)

IE9 の表示の問題に対応するアップデートが公開されて数日、こんどはセキュリティアップデートが公開されました。影響を受けるのは、以下のバージョンです。

  • デスクトップ版: 10.3.181.16 以前の全てのバージョン (Windows, Macintosh, Linux, Solaris)
  • Android 版: 10.3.185.22 以前の全てのバージョン

今回のアップデートは、クロスサイトスクリプト (CSS) の脆弱性に対応するものです。"重要" (4 段階で 2 番目に深刻) に位置づけられる脆弱性で、既にこの脆弱性を利用した攻撃も発見されているため、速やかな更新が推奨されています。

新しいバージョンは、

  • デスクトップ版 IE 用 ActiveX: 10.3.181.23
  • デスクトップ版その他のブラウザ用プラグイン: 10.3.181.22

です。

Android 用のアップデートは今週中に公開の予定だそうです。

既に Flash Player 10.3 (除くデバッグ版) をインストール済みの環境では、オートアップデートにより更新が通知されると思います。それ以外の環境では、Flash Player ダウンロードセンターにアクセスして、新規バージョンをインストールします。(http://www.adobe.com/go/getflashplayer_jp

Google Chrome に関しては、こちらのブログに更新情報があります。(Google Chrome Releases

デバッグ版は Flash Player サポートページから入手できます。相変わらずページ内のテキストは古いままですが、リンク先は最新版です。

現在インストールされているバージョンは、Flash Player 製品ページから確認できます。Android 上では、「設定」 → 「アプリケーション」 → 「アプリケーションの管理」 → 「Adobe Flash Player 10.x」 から確認できます。

 

Flash Player 10.3 と IE9 の表示に関する問題に対応した 10.3.181.16 が公開されました。

デバッグ版をインストールしている人以外は自動更新が通知されると思います。アドビサイトからも更新可能です。

デバッグ版は Flash Player サポートページから入手できます。なぜかページ内のテキストは古いままですが、リンク先は最新版です。

 

先日お伝えした Flash Player 10.3 と IE9 の表示に関する問題に対応したバージョンが "テスト用" に公開されました。

下は、ダウンロードリンクです。

Flash Player 10.3.181.15 プレリリース版

"まだ修正されなかった"、という報告もあるようですので、該当する症状の出た方は、テストすることをお勧めします。インストールされている Flash Player のバージョンは、こちらのページから確認できます。

Adobe - Flash Player

 

先日公開された Flash Player 10.3.181.14 を IE9 環境で使用すると、SWF コンテンツが画面の左上に表示冴えることがある、という報告が JIRA に投稿されています。(Flash Player 10.3 running on IE9 (32 bit) /Windows 7 (64 bit) Fails

アドビの調査によると、 現時点まででこの問題が発見されたのは Intel HD Graphics (コア i 組み込みの GPU) を利用する環境のみとのことです。 Intel HD Graphics 搭載 PC でも、ソフトウェアレンダリングを行う設定がされていると、この問題は起きないようです。

また、比較的新しい Intel HD Graphics のドライバーがインストールされた環境では、この問題が起きないとのことです。そのため、当面の回避策として、可能であれば 8.15.10.2361 以降のドライバーを使用する、という手段が提案されています。

 

先週末、Flash Player 10.3 が公開されました。今回から Android 3.1 が正式にサポートされます。

デスクトップ版は、例によって、以下の URL からダウンロードできます。新しいバージョンは 10.3.181.14 です。

http://www.adobe.com/go/getflashplayer_jp

Android 版はマーケットから入手します(上のリンクからも行けます)。こちらのバージョンは 10.3.185.21 です。

サポートされる OS は、デスクトップ版は 10.2 から変更はありません。Android 版は、2.2 と 2.3 に加えて、3.1 が追加されました。

新機能は、以前の記事でもご紹介した通り、以下が主な項目です。

  • 開発者向け(デスクトップのみ)
    • メディア効果測定
    • アコースティックエコーキャンセル
  • ユーザー向け
    • ブラウザのプライバシー機能との統合(ローカルストレージ)
    • OS のコントロールパネルとの統合
    • Mac でのアップデート自動通知機能

Flash Player 10.3 のベータ版が更新されました。今度のバージョンは 10.3.180.65 です。(Flash Player 10.3 beta@Labs

いつものように、一旦既存の Flash Player をアンインストールしてからインストールします。インストーラーとアンインストーラーはこちらからダウンロードできます。(Flash Player 10.3 beta@Labs Downloads

ベータ 2 では、Firefox 4 に続いて、IE8 でもブラウザのプライバシー機能との統合が実現されました。その他、多くのバグ修正が行われているようです。

その他 Flash Player 10.3 の新機能については、以前書いたベータ 1 の記事をご参照下さい。

 

ブラウザとの統合

先日ベータ版が公開された Flash Player 10.3 から追加された新しい機能に、プライバシー機能の改良があります。ブラウザから記憶領域を管理できるようになった、というものです。

この "記憶領域" は、ローカルシェアードオブジェクト (LSO) の機能を使い、クライアント側に情報を保存するための領域です。ユーザー情報を記録するのに使われる例が多いことから "Flash クッキー" と呼ばれたりもします。

LSO に保存されたデータは、データを保存した web サイトからのみアクセスできます。従って、情報を他のサイトに覗かれたりする心配はありません。

しかし、アクセスしている web サイトには、過去の履歴が見えてしまいます。例えば、わざわざクッキーを削除したのに、Flash Player の記憶領域を使ってクッキーを復元された、ということが起きる可能性があります。

そのため、サイトごとに領域の利用可否を指定したり、利用できる領域のサイズ指定を行う機能が提供されていました。しかし、その機能を使うには、SWF の再生領域で右クリックしてブラウザ内に設定マネージャーを開いて、という手順が必要でした。

クッキーであれば、ブラウザーのメニューからできるのに、という声に答えて(?)、Flash Player 10.3 では、ブラウザーの設定メニューから Flash Player の記憶領域を削除する機能が追加されています。

Flash Player 10.3 ベータ版が Adobe Labs に公開されました。(Flash Player 10.3 Beta@Labs

先月、Flash Player 10.2 が正式に公開されたばかりですが、早くも次のアップデートが近づいているようです。公開予定は、今年前半を予定とのことです。

ちなみに、つい先週公開された Flash Player 11 インキュベーターリリースは、"いつか公開されるかもしれないテクノロジー" のプレビューです。ベータ版は、次に公開されるアップデートの新機能や互換性を検証するためのプログラムです。

(ちなみに、Flash Player 11 インキュベーターリリースにも Flash Player 10.3 の新機能は含まれているとのことです)

Flash Player 10.3 ベータ版のダウンロードはこちらから。(Flash Player 10.3 Beta@Labs Downloads

今回公開されたのは、Windows 版、Mac 版、Linux 版です。デバイス用の Flash Player もどこかのタイミングで公開されることでしょう。Windows 版と Mac 版では、サポートされるブラウザーのバージョンが変わっています。(Flash Player 10.2のサポート状況はこちら

  • ブラウザーサポートについての変更点 (Windows と Mac)
    • Firefox 3.5 以降
    • Opera 11 以降

例によって、インストール前には既存の Flash Player のアンインストールが必要です。アンインストーラーも上記のダウンロードリンクから入手できます。

Flash Player 10.3 の主要な新機能は、以下の 5 つです。

  • 開発者向け
    • メディア効果測定
    • アコースティックエコーキャンセル
  • ユーザー向け
    • ブラウザのプライバシー機能との統合(ローカルストレージ)
    • OS のコントロールパネルとの統合
    • Mac でのアップデート自動通知機能

以下、もう少し詳しく説明します。

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