Brackets の Sprint 31 が公開されました。
今回から、Windows 版はウインドウの枠やタイトルバーなどが、OS 標準からいわゆる最近のアドビ製品っぽい感じの濃いグレーに変更されました。Mac 版も同じ方向性で変更が行われる予定のようです。
ライブプレビュー
大きな機能追加としでは、HTML のライブプレビュー機能がいよいよちゃんと利用できるようになってきました。ライブプレビューを起動した後に、エディタ内で HTML ファイルを編集すると、リアルタイムでブラウザ内の表示が更新されます。
ただし、タグの編集中など HTML の構造の整合性が取れていない状態が検知された場合、Brackets はライブプレビューを一時的に中断します。その間、プレビューの更新は行われません。
中断中は、文法上問題のある行番号の背景色と、ライブ開発のアイコンの色が赤く (というか濃いピンクに) 変わって合図されます。比較的目立つので状況の変化はわかりやすそうでした。
検索機能
検索機能が、Sprint 30 に引き続き、Sprint 31 でも強化されています。今回はファイル内検索が便利になってます。
まず、インクリメンタルサーチができるようになりました。ということで、検索文字列の入力フィールドにタイプするに従って、検索結果がだんだんと絞り込まれます。
それから、検索結果のファイル内の位置を、スクロールバー上に、マークで示す機能が付きました。マークをクリックして該当した箇所にジャンプできるので (実際にはスクロールバーをクリックしていることになるため)、実コード内の該当箇所のナビゲーションが簡単にできます。
マークは、インクリメンタルサーチと連動して更新されます。そのため、文字をタイプしながら、マークの数やファイル内の位置も見て、と、検索時により多くの情報が利用できるようになりました。
その他の新機能
その他に追加された新機能には以下のものがあります。
- SCSS ファイル内での CSS コードヒント
- カーソルを HTML タグ内に置くと、対応する開始タグと閉じタグをハイライト表示
- 最近使用したプロジェクト一覧を開くショートカットキーの追加 (Ctrl/Cmd + Alt + R)
今回は新機能の多い Sprint となりました。次回は Mac 版も新しい UI にしたいと考えているようです。
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