アドビから、Edge ツールとサービスに関する発表がありました。 (Adobe Edge Tools & Services)
今後 Edge は、新しい Web ツールやサービスのブランドとして使われ、ツールやサービスの名称は "Edge xxxx" となるようです。先日の Edge Animate への名称変更は、この新しいブランディングに基づいていたということのようです。
今回の発表では、これまでコード名で呼ばれていた製品の名前も正式に (たぶん) 発表されました。現在の Edge 関連製品のラインアップは以下のようになっています。
- Edge Animate (旧 Edge、正式にバージョン 1.0 として公開)
- Edge Reflow (新発表 - 年末までにプレビューが公開予定)
- Edge Code (Brackets のアドビディストリビューション - プレビュー版)
- Edge Inspect (旧 Shadow)
- Edge Web Fonts (新発表)
- Typekit (発表済)
- Phongap Build (発表済)
Typekit と Phonegap Build には Edge のブランドが付いていませんが、これはそれぞれ、基盤サービスであること、開発者が主ターゲットであること、が理由ではないかと思われます。
全て無料で利用できますが (一部容量制限のある製品あり)、Creative Cloud へのメンバー登録が必要です。
Edge Animate はサブスクリプションかライセンス購入が必要なのですが、これも今なら無料で入手できます。開発に協力してくれたコミュニティへの恩返しとして、無料の期間を設けたそうです。
利用者にとってみると、今回発表されたツールもサービスも、全て Creative Cloud 経由で提供される、というのが一番大きな変化かもしれません。単体の製品としての提供が予定されているのは、現時点では Edge Animate のみです。
本日公開された Dreamweaver CS6 のアップデートも、Creative Cloud メンバーのみが対象です。この更新では、かなり大きな機能追加が行われています。
おそらく、箱を物理的に流通させる必要がなくなると、今までよりは頻繁に製品の更新が可能、という話なのだろうと思われます。技術や環境の変化が早い世の中には適した配布方法なのかもしれません。
Edge Reflow に関しては、まだあまり情報が公開されていませんが、レスポンシブ Web デザインの実現に特化したデザインツールだということです。
などなど、より詳しく知りたい方には、10 月 9 日に開催されるイベントがあります。 (ADC MEETUP 06 - CREATE THE WEB TOUR -)
そのほかの製品情報は別途ご紹介する予定です。
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