昨日の発表によると、アドビから提供される Linux 向けの AIR は 2.6 が最後になります。今後アドビは Linux 向けの AIR SDK を開発する代わりに、Linux 用 AIR ポーティングキットを提供するそうです。
このポーティングキットは、Open Screen Project パートナーが Linux 環境に AIR を移植するためのものです。アドビからは OSP パートナーに対する実装サポートが提供されます。この変更により、より様々な Linux ベースの環境で AIR が利用できるようになることが期待されています。
今後、Linux 系システムに関しては、AIR 2.6 よりも新しいバージョンをターゲットにした場合、OSP パートナーから公開されるランタイムが必要になります。AIR 2.7 SDK を使う場合はご注意ください。
ただ、現在までにダウンロードされたデスクトップ Linux 向けの AIR ランタイムのダウンロード数は、全体の 0.5% 以下という数字もあります。通常は、あまり心配しなくてもよいかもしれません。
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