FlexBuilder 3.0.2 / SDK 3.2 の公開

Flex Builder 3.0.2 は Flex SDK 3.2 をベースにした、Flash Player 10 と AIR 1.5 を正式にサポートするバージョンです。20 件ほどのバグ修正も行われています。(Flexbuilder: Fixed Bugs in 3.0.2

Flex SDK 3.2 では、80 件ほどのバグフィックス (SDK: Fixed Bugs in 3.2) に加え、新機能としてバージョンの異なる Flex アプリケーションをひとつのアプリケーション内で利用できる Marshall Plan が追加されています。(Marsharll Plan についてはまた改めて説明をいたします)

Flex Builder のアップデートはヘルプメニューから更新を確認を選択してください。アップデータのダウンロードも、そのうちこのページ (Adobe Flex ダウンロード) からできるようになると思います。

Flex SDK 3.2 のダウンロードはオープンソースサイトから最新のマイルストーンビルドを選択してください。(Flex 3 SDK Downloads

Flex Builder 3.0.2 の Flex プロジェクトを新規に作成すると、デフォルトではターゲットの Flash Player のバージョンが 9 になります。Flash Player 10 用のプロジェクトを作成するには、プロジェクト作成後に、プロジェクトを選択後右クリックして プロパティ → Flex コンパイラ → HTML ラッパー → 必要な Flash Player バージョン と辿ってフィールドに 10.0.2 のような適当な値を設定します。これをしないと Flash Player 10 の新しい API は利用できません。

Flex Builder 3.0.2 のアップデート時に Flash Player 9 のインストールを確認されるのは、このように Flex Builder 3.0.2 のデフォルトが Flash Player 9 をターゲットとしているためです。Flash Player 10 のデバッグプレーヤが必要な場合は後から手動でインストールする必要があります。(Flex Builder のインストールディレクトリ下の Player フォルダ内にあります)

AIR のプロジェクトでは AIR 1.5 がデフォルトになります。Flex Builder 3.0.2 で AIR 1.1 のプロジェクトを新しく作成したい場合には、

  1. xxx-app.xml ファイルの application タグの名前空間を 1.5 から 1.1 に変更
  2. プロジェクトを選択後右クリックして プロパティ → Flex コンパイラ → 追加コンパイラ引数 に -target-player=9.0.151 のように Flash Player のバージョンを指定

を行います。

1.5 の名前空間は Flash Player 9, 10 ともに使えますが、1.1 の名前空間は Flash Player 9 の時だけ使えます。バージョンが合わない場合にはアプリケーションを実行してみても何も実行されません。(エラーも表示されません)

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