Adobe AIR update for Flash CS3 Professional Beta 1 が Adobe Labs に公開されました。(Adobe AIR update for Flash® CS3 Professional beta@Labs) このアップデートをインストールすると Flash CS3 から AIR アプリケーションの書き出しが直接行えるようになります。
アップデートの動作確認が行われているプラットフォームは以下のとおりです。
- Windows® XP sp2
- Windows® Vista Home Premium, Business, Ultimate, Enterprise (32-bit)
- Mac OS X 10.4.x (Intel or PPC)
今回のアップデートは Flash CS3 Professional にのみ適用可能です。以前のバージョンの Flash はサポートされませんのでご注意ください。また、AIR ベータのインストールが事前に必要です。一緒に AIR ベータをインストールする場合は AIR のページ (Adobe AIR Installer @Labs) からインストーラが入手できます。
アップデート用のファイルは以下のリンクからダウンロードします。ダウンロード後ファイルをダブルクリックするとアップデータが実行されます。
Macintosh: Adobe AIR update for Flash CS3 Professional for Macintosh (27 MB)
Windows: Adobe AIR update for Flash CS3 Professional for Windows (13 MB)
このインストーラは言語別になっています。日本語版以外の Flash CS3 をお使いの場合は Labs の製品ページ (Adobe AIR update for Flash® CS3 Professional beta@Labs) から入手してください。
使い方については英語になりますが、簡単な説明が Labs に載っていますのでご参照ください。(Using the Adobe AIR™update for Flash) 時間があれば別途翻訳して公開します。
最後に、ベータ1での既知の問題です。
- About Authoring Adobe AIR ダイアログ内の ”Don’t show me again” チェックボックスをオンにして有効にならない。
- ムービーのプレビュー時に trace からの出力が出力パネルに表示されない。デバッグ時のみ表示される。
- AIR ファイル名はアプリケーション名と同じものになり変更できない。
- パッケージ作業に非常に時間がかかる。
- ファイル名やパス名に日本語を使用すると正しくパッケージングできない
Mac のみ:
- AIR ファイルの書き出し先が変更できない。
- パッケージに失敗しても成功を示すメッセージが表示される。
- Fla ファイルのパス名にスペースを含むとアプリケーション ID にデフォルトの名前が使用される。このため複数のアプリケーションで同じ ID が使用される可能性がある。
- AIR のプレビュー中にオーサリング環境が固まったらプレビューウインドウを閉じると通常の状態に戻る。
- Application & Installer Settings ダイアログボックスで OK ボタンを押しても変更した内容が保存されない。代わりに内容を変更後 Package ボタンを押してAIR ファイルのパッケージングを行う。
Windows のみ:
- パッケージ中にプログレスバーが表示されない。
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