Flash Player 31 と Adobe AIR 31 の公開

Flash Player と AIR のバージョン 31 が公開されました。公開されたランタイムおよび SDK のバージョンは、それぞれの以下の通りです。

  • Flash Player : 31.0.0.108
  • AIR SDK & ランタイム : 31.0.0.96

新しい SWF のバージョンは 42 です。

今回の更新のタイミングに合わせて、Google Play から AIR ランタイムをダウンロードできなくなりました。これはバージョン 26 から共有ランタイム機能が廃止されたことに伴う措置ということです。

バージョン 31 の主な変更点は、以下の 2 つです。

  • macOS 向け NPAPI サンドボックスの提供
  • AIR デスクトップ用の画面情報を取得できる ScreenMode クラス

Firefox の最新版 62 から、Mac 環境では NPAPI 向けのサンドボックスが有効になっています。これにより、以下の動作がブロックされるようになります。

  • Flash Player の印刷ダイアログから PDF に印刷、またはプレビュー表示
  • ファイルを開く際のプレビュー
  • Flash コンテンツからファイルシステムへのファイル保存
  • AIR アプリケーションの起動

サンドボックスを無効にするには、about:config ページ内の "dom.ipc.plugins.sandbox-level.flash" の値を 0 にしてから、ブラウザを再起動します。

画面モードの情報取得と操作 (AIR デスクトップのみ)

ActionScript から表示されている画面の解像度や表示幅を取得するクラス ScreenMode が追加されました。特に、高 DPI の画面におけるパフォーマンスの最適化を念頭に追加されたクラスのようです。属性は以下の 4 つです。いずれも読み取り専用です。

 width : int // 表示幅のピクセル数
 height : int // 表示高のピクセル数
 refreshRate : int // 表示画面のリフレッシュレート(単位は hz) 
 colorDepth : int // 色深度のビット数
 

ScreenMode のオブジェクトを取得するために Screen クラスに 2 つの新しい属性が追加されました。ひとつは、画面の現在のモードを取得する mode 、もうひとつは、画面がサポートするモードの一覧を取得する modes です。

mode : ScreenMode // 現在の画面モードの取得と更新
modes : Array // サポートされる画面モードの配列 (読み取り専用)

modes で得られた任意のモードを選択して、mode に設定することが可能です。ただし、設定できるのはフルスクリーン表示のときだけです (取得は常に可能です)。画面の解像度を変更したいときに使用する機能ということなのでしょう。

下は、簡単なサンプルコードです。

import flash.display.Screen;
import flash.display.ScreenMode;
 
var mainDisplay:Screen = Screen.mainScreen;
// メイン画面の現在のモードを取得する
var mainScreenMode:ScreenMode = mainDisplay.mode;
 
var allScreenModes:Array = mainDisplay.modes;
// 配列の最初の画面モードをメイン画面に設定する
mainDisplay.mode = modes[0];
 

 

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