Flash Player と Adobe AIR 20 ベータ版の公開

Flash ランタイムのバージョン 20 のベータ版が Adobe Labs に公開されています。 (Adobe AIR Beta 20@Labs

以下が主な変更点です。AIR 20 では、互換性に影響のある変更が行われています。新しい swf のバージョンは 31 です。

  • Android SDK を 24.3.4 に更新。Android 6.0 (API level 23) をサポート
  • Mac OS X アプリの 64 bit 化
  • iOS 上で SecureSocket API をサポート
  • NPAPI では利用可能だったベクター印刷を PPAPI でもサポート
  • ビデオのメタデータを ActionScript から取得
  • Edge および IE (Windows 8 以降) でコンテキストメニューから GPU 描画を切り替え可能

ビデオのマトリックス情報の取得は、Video オブジェクトに NetStream を使ってプログレッシブダウンロードした場合のみ利用可能です。

初期段階の実装として、Android TV のサポートも追加されました。この機能が実際に使えるのはバージョン 21 以降になりそうです。

互換性に関する情報

Android と OS X アプリの場合、それぞれ AIR 20 SDK を使うと下位互換性がなくなるケースがあります。

  1. Android アプリ (AIR SDK が使用する Android SDK の更新に伴う注意点)
    • AIR 20 (および 20 以降の) SDK を使ってパッケージされた Android アプリは、Android OS 4.0 より前の環境がサポート外になります
    • Android 2.3+ のデバイス向けには、別途 AIR 19 SDK でパッケージした APK ファイルの公開が必要です。AIR 19 のランタイムは今後も Google Play ストアに公開されるようです
  2. Mac OS X アプリ (ランタイム 64 bit 化に伴う注意点 (Windows アプリは 32 bit のままです)
    • ネイティブ、キャプティブ、共有ランタイムのどの形式でも 64 bit アプリとして実行されます
    • ANE を利用しているアプリでは、64 bit の ANE が必要です。64 bit の ANE を作成するには、extension.xml ファイル内や ANE をつくる際のコマンドラインの platform の値に "MacOS-x86-64" を指定します

iOS アプリの SecureSocket API サポートについて

SecureSocket が AIR の iOS アプリから利用可能になります。サポートされるプロトコルは TLS 1.0 以降になるようで、SSL 3.0 以下はサポート外とされています。

iOS 上で実行する場合 addBinaryChainBuildingCertificate() メソッドは利用できません。また、X509 証明書に関する情報を取得することもできません。SecureSocket の serverCertificate 属性の値は null になります。

 

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