2015年4月アーカイブ

Flash ランタイムのバージョン 18 のベータ版が Adobe Labs に公開されています。 (Adobe AIR Beta 18@Labs

今回の主な新機能は以下のとおりです。

  • デスクトップ環境でも Stage3D の Standard Extended プロファイルをサポート
  • ブラウザー表示ズーム時の Stage3D コンテンツのスケールが PPAPI プラグインでも可能に
  • ATF に ETC2 のサポートを追加
  • iOS アプリへのビルド番号指定
  • iOS 向けのパッケージ時間をバージョン 17 より更に 20% 程度の高速化
  • NPAPI プラグイン用の Flash Player のオーディオ再生を検知したりミュートできる API
  • Windows 環境での Flash Player インストール体験の改善

1 番目の Standard Extended プロファイルは、バージョン 17 ではモバイル環境のみで利用可能だったものがデスクトップでも利用可能になったという変更です。バージョン 18 からの機能ですが SWF バージョンは 28 でも利用できるようです。

AGAL のコンパイルには最新の AGALMiniAssembler であるバージョン 3 を使います。GitHub から入手できます。

Web サイトのモバイル対応の手法に関連する調査をしたついでのメモです。

最近のインターネット利用状況のデータ

ニールセンの調査による 2014年日本のインターネットサービス利用者数ランキングから、

インターネットの平均月間利用者数は、

  • PC   : 約 5210 万人 (-8%)
  • スマホ : 約 4260 万人 (+34%)

Facebook や Twitter のような SNS 系は当然としても、昨年は、楽天や Amazon のようなショッピングサイトでもスマホからのアクセスの方が多くなった。

今年も同じペースならば 2015 年にはスマホからの利用者数が PC からの利用者数を上回る。

サイトのモバイル対応を実現する手法

調べた範囲で見つかった、クライアントサイドの技術を使った手法

  1. レスポンシブデザイン
    CSSを使って表示デバイスに合わせた表示に切り替える
  2. JavaScript による処理の振り分け
    JavaScript で表示デバイスの特性を判別し、実行する処理を切り替える
  3. 動的な JavaScript の読み込み
    実行デバイスに応じて異なる JavaScript ファイルを読み込み、表示を変更
  4. 専用 URL
    PC とモバイルそれぞれに専用のアクセス先を用意する

サーバー側の機能が利用可能な場合は、更に 2 つのタイプが追加。

  1. サーバー側で動的に切り替え
    アクセス元のエージェント情報に応じて配信する HTML/CSS を変更
  2. JavaScript とサーバー側切り替えの組み合わせ
    JavaScript でデバイス情報を取得、サーバー側で配信内容を決定

Google の SEO 関連の記事には、「モバイル対応に JavaScript を使用する場合 2 の方法が推奨」 と書かれているので、3 と 6 は無視するとして、とりあえず残り 4 つの選択肢。手法それぞれについて、PCサイトとモバイルサイトの差を (細かい点は無視してとりあず) 表にすると、

  URL HTML,CSS,JS 描画の振舞い
レスポンシブ 同じ 同じ 同じ
JSで振り分け 同じ 同じ 異なる
サーバが判別 同じ 異なる 異なる
専用URL 異なる 異なる 異なる

 

全世界が対象のデータでは、オンラインショッピングサイトの 87% がモバイル向けに専用 URL を提供している。この調査ではモバイルからのアクセスが 55% となっており、ニールセンの日本市場の調査結果とと近いことから、日本市場でも多少は参考になりそう。

一方、1 年ちょっと前の数字ながら、モバイルユーザーからの売り上げの 79% が PC 用サイトからというデータもあり。デバイスの制約に対する単純な妥協としてのモバイル専用サイトはあまり効果的でない?

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