Apache Flex の新バージョン 4.12.0 が公開されました。インストーラーは以下からダウンロードできます。
ソースコードはこちらから、
Windows 用と Mac 用は、それぞれ別のファイルになっています。ご注意を。
FLex 4.12 は、Flash Player と AIR の Adobe Labs に公開されている最新のベータ版に対応しているため、ストア用 iOS7 アプリを開発できます。Java7 サポート、iOS7 向けの変更、パフォーマンス (主にモバイル向け) の改善、80 件以上のバグ修正も行われたとのことです。
Flash Builder のバグの件
Flash Builder 4.7 と 4.6 どちらも、Apache Flex SDK 10.0 以降で Spark の新規プロジェクトを作成すると、mxml ファイルに以下の行が追加されるというバグがあります。
layout="absolute"
上の行を見つけて削除しないと、コンパイル時にエラーになります。
この件に対応するパッチがアドビから提供されています。以下、修正手順です。
修正された codemodel.jar を含む ZIP ファイルをダウンロード (codemodel.jar.zip)
- Flash Builder を終了
- Flash Builder をインストールした場所の以下のフォルダを開く
.../eclipse/plugins/com.adobe.flexbuilder.codemodel_4.7.0.349722 - codemodel.jar を念のために別の場所に保存 (オプション)
- ダウンロードした ZIP ファイル内の codemodel.jar と置き換える
Apache Flex 4.12 の新機能
Flex 4.11 からの主な修正点のリストです。
- 新しい MaskedTextinput コンポーネントを追加
- 新しい iOS のメディア CSS セレクター
- iOS7 のステータスバーをサポート
- DPI の変更: Retina iPad/iPad mini は 320、普通の iPad/iPad mini は 160
- Checkbox と Radio button の 320 DPI スキンのスケールを修正
- CSS スタイルのメモリ使用とパフォーマンスの改善
- デスクトップ環境の Callout を改善.
- UID 生成のパフォーマンス改善
- StageTextInput をスクロール可能なコンテンツに含められる
- ArrayCollection と ArrayList の JSON サポート
より詳しくはリリースノートをご覧ください。
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