今年の Flash ランタイムの開発の方向性に関するアナウンスが公開されています。それによると、
- 全体的な実装の見直しが行われる予定
これには、セキュリティ上の問題が起きにくい仕様への変更と、全体的な安定性やパフォーマンスを向上させるための変更が含まれています。
新機能としては、今年の前半くらいの間に、以下のものに手を付けたいと考えているようです。既に公開されている Flash Player 13 と AIR 13 で確認できているものも含まれますが、まず、
iOS 関連は、
- パッケージ時間の高速化の正式サポート
- iOS 上での並列処理のサポート
- iOS 7 でのゲームパッドのサポート
があるようです。Stage3D 関連では、
- AGAL 2.0 サポート
- 複数描画ターゲットのサポート
- テクスチャ描画時のアンチエイリアス
- 新しいテクスチャラッピングモード
などがあります。あとは、
- TextField の拡張文字サポート
- Flash Player の Chrome デバッガーサポート
です。最後のは何でしょうね。
Adobe Playpanel
AIR アプリのマーケティングツールとして提供されている Adobe Playpanel の開発も継続されるようです。
Facebook で友達とゲーム情報をシェア、とアメリカンな感じのサービスですが、日本向けの拡張も行われるとよいですね。
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