Brackets の Sprint 37 が公開されています。
今回は少し間が開きましたが、いろいろと変更点も多い更新となっています。Mac と Windows ではインストーラーを起動すると、今回から Adobe サイン済みのアプリである旨が表示がされます。少し安心してインストールできるようになりました。
例によって、パフォーマンス向上と、動作の正確性、安定性の向上にも力が入れられたようです。最近少し起動が不安定だったライブプレビューも、更新後はちゃんと動くようになってました。
新機能
以下は主要な新機能のリストです。
- 複数ファイル検索時の除外リスト
「ファイルを横断して検索」 を実行時、「Exclude files...」 ボタンをクリックすると表示されるダイアログ内に、検索に含めないファイル名やフォルダ名を指定できる。指定にはパターンの使用も可能 - CSS トランジションのビジュアルエディットの改善
ゼロからでもトランジションのタイミングやイージングをグラフィカルな操作で実現 - 上書きモード時の UI 変更
上書きモード時にカーソルの形状が変化、上書きされる文字の下の横棒となって点滅。モードの切り替えはステータスバーもしくは Insert キー - ファイルシステム監視機能の改善
複数ファイルが一斉に更新された際 (バージョン管理システム等により) の挙動などを修正 - プロキシ経由の拡張機能インストール
環境設定ファイルに "proxy" 属性を指定して、プロキシ経由での拡張機能インストールを可能に。他にも新しい属性がいくつか追加された
次の Sprint では、マルチカーソルのサポートや JavaScript コードヒントのパフォーマンス改善などが行われる予定のようです。
コメントする