Brackets の Sprint 35 が公開されています。
インストールすると Sprint 34 を上書きします。前のバージョンを残したい場合は、Sprint 35 をインストールする前に、インストール済みのファイル名を変更しておけば、引き続き利用できます。
実行してみると、起動時間が実感できる程度に短縮されているのがわかると思います。これは JavaScript のミニファイと LESS の事前コンパイルによるものだそうです。最大で 50% 高速化されているという話です。
検索/置換
今回は、検索/置換のインタフェースに手が加えられています。
とりあえず目に付くのは、検索ワードの入力ボックスの横に、大文字小文字の区別と、正規表現の利用を切り替える、2 つのトグルボタンが新設されたことです。
これにより、検索時の正規表現の使用の際に /s も使う必要がなくなりました。使ってみるとお手軽になったのが感じられると思います。
その他、従来は検索時だけ利用できたインクリメンタルサーチ & ハイライトの機能が、置換の時にも使えるようになりました。それから、検索バーを閉じた後にショートカットキーを使って検索すると、その時点のカーソルの位置を基準に前または後を検索するよう変更されています。
Mac 上のライブ開発
OS X では、ライブ開発機能の改善も行われています。ようやく Mac でも、ライブ開発を行う際、一旦 Chrome を閉じてから再起動しなくてもよくなりました。
通常のセッションからは独立した、別のウインドウが使われるためです。これは、Windows 環境では Sprint 25 から対応していた仕様です。
アンケート
Brackets の関するアンケートが公開されています。英語ですが、機能を選択したりするだけなので、Brackets の今後に興味があれば、是非ご参加をおすすめします。
アンケートはこちらです。
コメントする