Chrome バージョン 30 から変更された API の影響により、現在公開されている Edge Inspect の Chorme 用拡張は、そのままでは動作しません。
アドビ側での対応は進められていることなので、そのうち修正版が公開されるとは思いますが、Chrome 30 に更新してしまった人のために、一時回避策が公開されていましたのでご紹介します。
なお、Chrome 拡張を自分で一部書き直すことになるので、対応を行うには JavaScript を多少知っていた方が安全かもです。
修正手順
1. まず、作業を始める前に、Edge Inspect の拡張を無効にします。
chrome://extensions を開くと、拡張機能のリストが表示されるので、そこから Edge Inspect を見つけて、「有効」 の前のチェックを外しておきます。
2. 修正するファイルの名前は inspect.js です。ファイルの置かれている場所は OS によって異なります。それぞれ、以下のフォルダ内を探してみてください。
- OSX:
~/Library/Application Support/Google/Chrome/Default/Extensions/ijoeapleklopieoejahbpdnhkjjgddem/1.0.424.1_0/js - WINDOWS:
<user home>\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Extensions\ijoeapleklopieoejahbpdnhkjjgddem\1.0.424.1_0\js
3. inspect.js ファイルが見つかったら、任意のエディタで開き、61 行目を以下のように修正します。
this._wshandle = new WebSocket(this._protocol + "://" + this._host + ":" + this._port + "/");
4. ファイルを保存したら、chrome://extensions から、今度は拡張機能を有効にします。
これで、今までどおり、Edge Inspect が利用できると思いますので、Inspect のアップデートが公開されるまで、必要な方はお試し下さい。
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