アドビから Brackets Sprint 32 公開

Brackets の Sprint 32 が公開されました。

今回は、アーキテクチャの見直しが行われたため、機能の追加や改善は、少しだけとなりました。

その代わり、script ブロック内での JavaScript 記述時のパフォーマンス向上や、大きなファイル内の検索の高速化が実現されています。また、同梱されている Node.js のバージョンが 0.10.18 に更新されました。

なお、アーキテクチャ変更の理由の 1 つは、Brackets をブラウザー内で使えるようにするためとのことです。楽しみに待ちましょう。

ライブ開発

Sprint 32 では、ライブプレビューが呼び出されたとき、自動的にプロジェクトのルートフォルダ内の index.html ファイルを探す機能が追加されました。

これまでは、CSS ファイルを編集中に、うっかりライブプレビューを始めてしまうと、「HTML ファイルを開くように」 との警告を見るはめになっていましたが、これからはそんな場面も減りそうです。 (index.html を使わないプロジェクトはあきらめですが)

もちろん、HTML ファイルを開いた状態でライブプレビューのアイコンをクリック、もしくは Ctrl/Cmd + Alt + P を押せば、従来どおりにそのファイルがプレビューされます。

index.html を探しにいくのは、プレビューする HTML ファイルが不明のときだけです。

UI の変更

見た目に関する変更が 2 つ行われています。当たり前ながら、どちらも操作性の向上が目的です。

  1. クイックエディットの表示領域で、CSS セレクターと、その定義ファイル名を区別しやすい表示に変更
  2. HTML タグのハイライト中に、標準のハイライト機能も表示される

今後の話

Sprint 33 では、今回の新機能が少なかった分、やりたいことがたまっているとのことです。クイックエディットから CSS セレクターを追加する機能や、エディタ内で画像をプレビューする機能などが追加される予定だそうっです。

 

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