Topcoat 0.7 の公開

Topcoat のバージョン 0.7 が公開されました。 (Topcoat 0.7@Github

Topcoat は HTML アプリ用の UI コンポーネントです (開発チームはデザイン言語だと言っています)。全て CSS で記述されているのが特徴です。

使い方は、ダウンロードした Topcoat のパッケージ内の css, img, font フォルダから必要なものをプロジェクトにコピーしたら、以下のように CSS ファイルを HTML ページとリンクして、あとは、BUtton 等のタグにクラス定義を追加します。

< link rel="stylesheet" type="text/css"
  href="css/topcoat-mobile-light.min.css" >
...
< button class="topcoat-button"> Button </button>
< button class="topcoat-button" disabled> Button </button>

Topcoat を採用したアプリケーションの代表的な例としては、Edge Reflow や Brackets があります。といっても、これまで Topcoat はモバイルアプリ向けの機能を優先して開発されてきました。ようやくデスクトップ向けのコンポーネントも同じレベルまで引き上げられた、というのが今回のバージョンアップの目玉の 1 つとなっています。

更新されたコンポーネント

バージョン 0.7 では、デスクトップコンポーネントが充実したことに加えて、新規コンポーネントの追加、モバイルコンポーネントの最適化なども行われました。

最新のコンポーネントは、アルファベット順に下のリストから確認できます。Topcoat のコンポーネントは、デスクトップとモバイル用それぞれ 2 種類、計 4 種類のスタイルが標準で提供されます (Navigation Bar と List は今回からモバイルのみ) ので、リンク先のページ左上のプルダウンから 4 種類のスタイルを切り替えてみてください。

Topcoat はオープンソースプロジェクトで且つデザインプロジェクトということもあり、Codepen を利用しています。デザインプロセスを共有することがオープン化の目的なのが少しユニークです。

そのため、誰でも、開発中のコンポーネントのデザインや仕様を見てフィードバックすることができます。次のバージョンで追加されるコンポーネントのデザインも Codepen を見ていればわかるはず??

Effeckt

最近、effeckt.css との組み合わせのリサーチも始まったようで、初期の成果が公開されていました。主なものをいくつかご紹介しておきます。

Topcoat の基本構造の見直し

これまた最近、拡張しやすさを追求して Topcoat のアーキテクチャの見直しも行われました。Topcoat の新しいコンポーネントの開発に貢献したい、というコミュニティからの声に答えるためだそうです。

ちょっと長くなりそうなので、Topcoat のカスタマイズ方法も含め、詳しくは別記事で改めてご紹介する予定です。

 

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