Edge Code のプレビュー版が更新されました。今回の変更は、ベースとなっている Brackets の最新版である Sprint 28 のキャッチアップと Kuler サービスの統合です。
まだ自動更新のお知らせが届いていない方は以下のリンクからもダウンロードできます。
Creative Cloud アプリからインストールする場合は、更新情報が表示されない場合もあるようですが、気にせず新規にインストールすると、最新版になるようです。このあたりの使い勝手は、プレビュー版のうちはしかたがないのかもしれません。
Kuler
Kuler は、カラーテーマを作成したり共有できるサービスです。最近は、iPhone アプリも公開されて、ますます楽しく使えるようになりました。
既に Illustrator CC では、Kuler とテーマを教諭する機能が提供されていますが、今回のアップデートで Edge Code は、クイックエディットで色を指定する際、通常のカラーパネルの横に、Kuler に保存されているテーマが表示されるようになりました。
スウォッチがサービス経由で利用できる感じで、使い勝手も良さそうです。
このように、アドビの製品やサービスとの連携機能が、オープンソースプロジェクトである Brackets との差別化になっています。他に統合されている機能には、Edge Web Font のコード生成や、Edge Inspect との連携があります。
その他の機能と今後の予定
Brackets の Sprint 27 と Sprint 28 で追加された機能が、Edge Code の新しいプレビュー版にも追加されています。Brackets の情報はこちらの記事をご覧ください。(Brackets Sprint 28 の公開)
Brackets は 2 週間半が Sprint の単位となっています。今後 Edge Code は 2 回の Sprint ごとに更新を行う考えとのことです。とすると、次は来月の Brackets Sprint 30 公開後あたりに Edge Code も更新となりそうです。
現在力を入れているのは SASS のサポートとのことなので、SASS ベースのプロジェクトをそのまま Edge Code で開ける日も、そろそろやってきそうです。個人的にも楽しみです。
注意点
最近のアドビ製品は、OS のサポートに関して最新の 2 バージョンのみというポリシーを持っています。そのため、Edge Code もサポート環境は、Win 7 & 8 と、OS X 10.7 & 10.8 になります。
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