Edge Inspect と言えば、すっかりデバイス上での表示テストには欠かせないツールとなりました。
その Edge Inspect の機能を JavaScript から呼び出して利用できるという API が公開されました。GitHub にリポジトリが作られています。 (edge-inspect-api)
API として提供される機能は、Edge Inspect の Chrome 拡張に実装されている機能のサブセットです。これを使えば、Chrome 以外のブラウザからも Edge Inspect を利用したり、Edge Reflow や Edge Code のように、ツールから直接表示確認を行えるようになります。
この API は Apache 2.0 ライセンスの元、自由に利用することができます。ただし、Edge Inspect の正式な利用ライセンスは必要です。
新機能
上でサブセットと書きましたが、実際には、まだ Chrome 拡張には無い機能が利用できます。
2 方向スクリーンショット
通常のスクリーンショットに加えて、90 度回転させた状態のスクリーンショットも自動的に撮影します。縦横それぞれの向きのスクリーンショットが必要なときでも、デバイスを回転させて取り直す必要がありません。
全ページスクリーンショット
ビューポートに表示されている分だけでなく、ページ全体のスクリーンショットを撮影します。デバイスに十分なメモリが無い場合は可能な限りの領域を撮影し、撮影できた範囲の情報をメタデータとして返します。
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