2 週間前に Sprint 25 が公開されたばかりの Adobe のオープンソースプロジェクト Brackets の Sprint 26 が公開されました。残念ながら、「名前をつけて保存」 の機能は間に合わなかったようです。
自動更新もしくは、「ヘルプ」 メニューの 「更新をチェック」 から入手可能です。直接ダウンロードする場合は以下のリンクからどうぞ。
今回は比較的地味な更新となっています。主な変更点は以下の 5 つです。
- ステータスバーのデザイン変更
- 機能拡張の管理機能の更新
- 最新の JS ライブラリに対応したアーキテクチャーへの変更
- CSS コードヒントの強化
- ファイル削除時の振舞いの改善
それぞれ、もう少し具体的に説明します。
ステータスバーの更新
編集エリアの下に表示されるステータスバーのデザインの見直しか行われました。
新しいステータスバーでは、左側にカーソルの場所と、開いているファイルの行数が表示されます。右側にはファイルの種類と、JSLint の情報に加え、インデントのタブとスペース間で切り替えや、Lint パネルの表示と非表示の切り替えを、クリック 1 つで行える機能が追加されています。
機能拡張の更新
機能拡張の管理機能に関しては、更新が容易にできるような修正が行われました。
これまでは、インストール済みの拡張機能を更新する際、一旦古いバージョンをアンインストールするという作業が必要でした。Sprint 26 では、機能拡張の新バージョンの URL を指定するだけで、残りの作業は Brackets 任せにできるようになっています。
アーキテクチャの変更
これはコミュニティにより行われた更新だそうです。
Brackets が jQuery 2.0.1, LESS 1.3.3, Bootstrap 2.3.1 対応に書き換えられました。ほぼ全ての機能が、これによって書き換えられることとなり、全体的なアーキテクチャ変更を伴う更新となったそうです。
などなど、その他細かい変更点はリリースノートを参照するようにとのことながら、まだ GitHub のリリースノートはドラフトの状態のようです。ということで、今回は以上です。
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