Starling.js の開発に関する発表

Stalirng の Web 標準版 ? となるべく、Starling.js についての発表がありました。(Starling JS

特に、デバイスのブラウザも含めてのクラスプラットフォームを意識したものだと思われます。その辺りの詳細は、来週の MAX でも聞けるかもしれません。

Starling.js の特徴は、Starling と同じ API が提供されるのはもちろん、それが TypeScript から利用できることです。名前は JS となっていますが、Starling.js のコードは基本的に TypeScript で書かれているようです。

そのため、クラスやインターフェースなどを使って AS3 で開発した既存のコードの再利用も、比較的容易にできそうです。

(もちろん、開発する側として JavaScript を使うという選択は可能ですが)

また、現在は Canvas に依存している描画を、将来は WebGL ベースに置き換えたいと考えているようです。

Starling.js として目標としたい描画パフォーマンスは、60 fps なのだと思われ、この辺りからも、ゲーム用のフレームワークとしての位置づけられていることが分かります。

より汎用的な目的での利用を想定している CreateJS とは、この辺りが差別化の 1 つのポイントになるかもしれません。

なお、今回の発表により、従来の Starling の開発から力を抜くことは無いと思われます。実際、つい先日、GAMUA からは、新規にゲーム用のバックエンドサービスと AS3 の SDK が発表されたばかりです。 (Flox

いつ一般利用が可能になるのかは、まだ未定とのことです。

 

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