Adobe Labs に Flash Player 11.8 と AIR 3.8 のベータ版が公開されました。(Flash Player 11.8 Beta@Labs, AIR 3.8 Beta@Labs)
今回の新機能は以下の 5 つです。 (下の 3 つはモバイル AIR のみ)
- サンドボックス機能の拡張
保護モードでのアプリケーション起動を改善するための、サンドボックス機能の拡張
- 階層下にある全ての MovieClip の再生を停止する API
DisplayObjectContainer クラスに stopAllChildren() メソッドを追加。コンテナの子孫にあたる全ての MovieClip の再生をまとめて停止
- データグラムソケット (iOS & Android)
従来はデスクトップ環境のみで利用できた UDP による通信が、iOS と Android 上でも可能に - サーバーソケット (iOS & Android)
従来はデスクトップ環境のみで利用できた、AIR アプリをサーバーとして使用するための API が iOS と Android でも利用できる - LZMA SWF サポート (iOS & Android)
LZMA 圧縮された swf ファイルを、iOS や Android をターゲットにしてパッケージできる。
ダウンロードはこちらのページです。
- Flash Player : http://labs.adobe.com/downloads/flashplayer.html
- AIR : http://labs.adobe.com/downloads/air.html
AIR SDK には、Flex 用と、ASC 2.0 版がありますのでご注意ください。また、ActiveX 版を Windows 8 の IE10 にインストールするのは未サポートです。
ちなみに、今回公開されたバージョンは、
- Flash Player : 11.8.800.42
- AIR : 3.8.0.370
です。
新しい機能を利用する場合は、SWF バージョンに 21 を指定します。AIR の場合は、追加で名前空間に 3.8 を指定します。
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