Brackets の Sprint 16 の日本語対応とその他の変更点

先週末に Brackets の Sprint 16 が公開されました。今回から日本語のサポートが追加されています。白石俊平さん提供のプルリクエストが反映されたものです。

起動しても日本語表示にならない場合は、「Debug」 → 「Switch Language」 により表示される言語のリストから ja を選択して、Brackets を再起動してみてください。

その他の主な変更点には、ライブ HTML コーディングのための URL マッピング機能、エディタコアの CodeMirror 3 へのアップグレードがあります。さらに、数多くのバグ修正も行われたようです。

今回もコミュニティによる開発や修正がいくつも行われていて、白石さんによる日本語化のほかにも、Linux 対応や、ブラウザ内で利用できる Brackets の開発などが進められています。

ライブ HTML コーディングのための URL マッピング

これまで、Brackets で編集するファイルの URL は、ローカルのプロジェクトのフォルダ名に縛られていました。 (例: C:\MyServer\www\MyProject)

Sprint 16 では、これを任意の URL にマッピングすることができます。これで、動的な要素を含む HTML ファイルも扱えるようになりました。

URL マッピングを使って、プロジェクトの基準となる URL を設定するには、「ファイル」 → 「Project Settings」 とメニューから選択します。すると、ダイアログボックスが表示されるので、「Live Preview Base URL」 というフィールドに、使用したい URL を入力します。 (例: http://127.0.0.1/MyProject)

更に、PHP ファイルなどの HTML を生成するファイルのライブ開発も扱える機能が追加されているとのことです。そのうち、WordPress のライブ開発もできるようにしたいと考えているそうです。

今後の開発予定

次回のアップデートとなる Sprint 17 では、CSS ルールを編集すると、ブラウザ内の関連する全ての HTML ノードがハイライト表示される、という機能を追加する予定だそうです。

また、Edge Code も Sprint 17 のタイミングで更新が行われて、Brackets と同等の機能を持つようです。Edge Code の日本語対応ももうすぐということですね。

 

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