Adobe Labs に公開されている Flash Builder 4.7 のベータ版が更新されました。(Flash Builder 4.7@Labs)
前回の記事 (Flash Builder 4.7 ベータ版の公開) でお伝えしたときから、特に新機能の追加は無いようで、バグの修正のみが行われたようです。
ということは、正式な公開が近づいているのかもしれません。そうすると、ASC 2.0 の新機能を使ったコードの高速化も、もうすぐ正式に利用できることになります。
なので、既存のプロジェクトをお持ちの方は、今のうちに互換性の問題が無いか、確認しておくことをお勧めします。ASC 2.0 で変更された仕様の一覧は別記事にまとめてあります。 (ActionScript の新しいコンパイラ ASC 2.0 の変更点一覧)
Adobe AIR テクノロジープレビュー
それから、AIR テクノロジープレビューも更新されています。
こちらは、2 つのプレビュー版が公開されていましたが (Adobe AIR テクノロジープレビューの公開) 、まず、ASC 2.0 を同梱したバージョンは、最初に公開された SDK の主要なバグを修正したもののようです。
Flash Builder 4.7 ベータ 2 に含まれる AIR SDK は、修正が追加された新しい方の SDK のようです。これより、おそらく、ASC 2.0 は、Flash Builder 4.7 と AIR SDK の 2 つの形で提供されるものと推測されます。
それから、iOS 6 対応版として提供されていた方のテクノロジープレビューは削除されました。これは、AIR 3.5 (こちらもベータ版が Adobe Labs に公開中) に統合されたためだと思われます。
とすると、iOS6 向けのアプリを開発している方は、AIR 3.5 SDK のベータ版がちゃんと使えるか、早めに確認しておいた方が良いかもしれません。
コメントする