Flash Professional で制作したコンテンツを CreateJS 用に書き出せるツールキットの新しいバージョンが公開されたようです。
例によって、Flash Pro CS6 の機能拡張として提供されています。ダウンロードはこちらです。
のわりに、実際にダウンロードしてみると旧バージョンのままだったりしますが、ドキュメントは更新されている様なので、とりあえずその内容をご紹介しておきます。先月アップデートされた CreateJS の新しい機能にも対応しているようです。
まず、新しいバージョン 1.1 は、クラッシックトゥイーン以外のトゥイーンに対応しました。新しいモーショントゥイーンもシェイプトゥイーンも、フレーム毎に分解して書き出されます。 (なので、CreateJS ランタイムが対応したわけでは無いようです)
マスクレイヤーも利用できるようになりました。但し、マスクとして使用できるのは、ベクター図形だけです。
マスクとして、シンボルのインスタンスやビットマップやテキストは使用できません。シェイプトゥイーンを使ってマスクをアニメーションさせることは可能なようです。
トゥイーンを含むレイヤーに複数のシンボルが置けないのは相変わらずのようです。また、カスタムイージングやモーションパスも未サポートです。
後は、ライブラリ内の WAV オーディオを MP3 として書き出せるようになりました。
最後に、デザインが一新されたパブリッシュ設定パネルについてです。従来の縦長のパネルに代わって、独立した設定パネルが提供されています。
新しい設定可能なオプションとして、CreateJS の名前空間と、マルチフレーム境界というオプションが追加されました。
マルチフレーム境界をチェックすると、タイムライン上の各フレームの境界を frameBounds 属性に書き出すようになります。但し、このオプションを指定すると書き出し時間が増える場合があるようですのでご注意ください。
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