Brackets が順調に 2 週間ペースで更新されています。先週は Sprint 14 が github に公開されました。
インストーラが以下のリンクからダウンロードできます。Mac と Win それぞれ用意されています。
- brackets-sprint-14-MAC.dmg (22.8MB)
- brackets-sprint-14-WINDOWS.msi (21.2MB)
昨日のイベントでは Brackets ベースの Edge Code のプレビュー版も発表されていました。昨日の発表内容を見る限り、Edge Code の Brakets との違いは、
- いくつかの拡張機能がパッケージ済み (カラーピッカー等)
- 他の Edge サービスとの連携 (現在は Edge Web Fonts と Phonegap Build)
のようです。正式な製品になる頃にはもうちょっと差がつくのかもしれません。
Source Code Pro の採用
さて、今回追加された機能で一番目につくのは、コードエディタ内のフォントが Adobe Source Code Pro に置き換えられたことです。 (もちろんコードを 1 文字も書いてない人の目にはつきません!)
この Adobe Source Code Pro も、昨日のイベントで発表されたプロジェクトの 1 つで、既に公開されている Adobe Source Sans というオープンソースフォントから派生した等幅フォントです。
最大の特徴は、最初からコーディングでの使用への最適化を念頭において設計されたことです。
英字の場合、多くのフォントの幅は文字によって異なります。これはそもそも個々の文字の幅が異なるためです。これをそのまま横に空白を付け足して等幅にしても、読みやすくなるとは限りません。Source Code Pro は、この点には特に注意を払ってデザインされたそうです。
また、見間違えやすい文字、例えば数字の 0 とアルファベットの O や、数字の 1 と アルファベットの l が区別しやすいようになっています。通常の文章であれば、これらを間違えることは少ないかもしれませんが、コーディングする際にははっきりと各文字が区別できることが大切です。
その他にも、<> +-= などの記号が、文字と馴染みやすい大きさや高さになっているそうです。
これ以上は見て頂くのが早いと思いますので、上のリンクから Sprint 14 を入手して確かめてみて下さい。
その他の変更
他にあまり大きな機能追加は無いようです。これはインストーラーの修正やヘルプの拡張など目立たない作業が多かったためのとことです。メモされていたのは、自動更新機能が使われた件と、スペイン語とノルウェー語に対応した、くらいでした。
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