8 月中の公開が予告されていた Flash Player のプレミアム機能のライセンスの取得用のサイトが 8 月 16 日に公開されています。 (adobe.com/go/fpl)
今回ライセンスの対象となる API はまとめて XC APIs と呼ばれることになったようです。Stage3D とドメインメモリの両方を、デスクトップ環境の Flash Player で使用するときはライセンスが必要です。
ドメインメモリを使うための API は ActionScript からは使えません (少なくとも今のところ)。そのため、ライセンスの対象となるコンテンツは flascc や Unity の様なツールを使って開発された物ということになります。
flascc は、以前 Alchemy というコード名で呼ばれていたツールです。 C や C++ のコードを Flash Player や AIR 上で利用できる用にコンパイルできます。
C++ のコードを使いたいので flascc を入手したいという場合は、プライベートのプレリリースプログラムに参加する必要があるようです。 (flascc prerelase program)
XC APIs を使用しているため、ライセンスを取得して有効にするまでのステップは以下のようになるそうです。
- ゲーム名とゲームが利用できるサイトのドメイン名を登録
- 検証用ファイルをダウンロードしたら、ゲームの置かれているドメインのルートディレクトリに配置
- Flash Player がドメインの検証を完了すると、プレミアム機能が利用可能に
ゲーム単体の売り上げが 5 万ドルを超えないと課金対象にはなりませんが、機能の使用にライセンスだけは必要とのことなので、対象となるコンテンツを開発している場合は、設定をお忘れないよう。
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