新しい Web コーディングツール Brackets の開発は順調に進んでいるようです。新しい Shell ではようやく日本語も使えるようになりました。
ちょっとややこしいのですが、Brackets には 2 種類のダウンロードが (現時点) あります。
- Brackets 本体: https://github.com/adobe/brackets/downloads
- Brackets のシェル (アプリの入れ物): https://github.com/adobe/brackets-shell/downloads
日本語を使うにはこの両方を入手して、且つ、以下の手順を実行します。そのうち両者は統合されると思うので、ちょいと面倒ですが、いまだけは我慢が必要です。
- Brackets の Sprint 12 と、利用する OS 用のシェル (Mac, Win) をダウンロード
- それぞれの ZIP ファイルを展開して、適当なフォルダ内に配置
- シェルに含まれている Brackets アプリケーションを起動
- ファイルダイアログが表示されたら、Sprint 12 の brackets/src/index.html を指定
2 回目以降の起動は、シェルをクリックするだけで OK です。
うっかり指定するファイルを間違ってしまった場合は、シフトキーを押しながらシェルを起動します。途中警告が表示されることがありますが、その間もシフトキーを押し続けるよう気をつけましょう。
Brackets シェルの設定を消したい場合は、alt/option キーを押しながら実行します。
新機能
Sprint 12 では、HTML タグの属性の入力補助機能が追加されました。タグ内でスペースを押すと、入力可能な属性のリストが表示されて、選択入力できるようになっています。
その他には、Retina ディスプレイ上での表示に対応すべく、アセットの svg 化などが行われているそうです。
ネイティブインストーラの開発も始めたとのことです。
次の Sprint 13 では、HTML コードヒントの完成と、ネイティブインストーラの提供を実現するべく作業中だそうです。また、ローカライゼーションをサポートするための機構追加もいよいよ始まるようです。
昨日ADC OnAir を拝見して、あの番組の存在を知りました。面白かったので、そのままアーカイブを立て続けに視聴しました。その中でもBracketsに興味がわいたので、早速ダウンロードしたのですが日本語化ができませんでした。
そこで質問なのですが、日本語化するにはどういう手順もしくは設定をしたら良いでしょうか?
いろいろ調べたのですが、なかなか見つかりませんでした。
公式のページは英語で記述されいるのでお手上げ状態でした。
もし、ご存知でしたら共有していただけると幸いです。
よろしくお願いしいします。
yuta_tokeshi さん、こんにちは。
番組視聴ありがとうございました。楽しんでいただけてとても嬉しいです。
上の記事にもちょっと書きましたが、Bracketsをローカライズするための取り組みは、まだ始まったばかりの様です。英語以外の表記に変更するのは、もう少し様子を見た方が良いかもしれません。
開発プランには、最初はフランス語に対応して、順次他の言語にも対応予定と書かれていました。
とりあえずは、日本語が入力できるようになったことでガマンしてお使いください。
お返事ありあとうございます。
日本語が入力ができるようになったというのは文字をタイプしたら日本語でも入力できるということだったんですね。Bracketsの言語環境が日本語に対応したと、勘違いしておりました。
失礼しました。
なるほど、順次対応予定な訳ですね。楽しみですね。とりあえず、英語環境でがんばって使ってみたいと思います。