Windows 8 Metro と Chrome の Pepper プラグイン

今日、ブラウザとプラグインの連携に、一般的に使われている技術は NPAPI です。NPAPI は Windows 8 の Metor モードとの互換性が無く、殆どのプラグインは Metor スタイルの 環境では利用できません。

一方、Chronium Blog の記事 (NPAPI plug-ins in Windows 8 Metro mode) によれば、Chrome と Flash Player の連携に使用されている Papper API は Metro でも利用可能なようです。これにより、Chrome を使うと、Metro モードでも、全てのサイトの Flash コンテンツが再生される、ということになります。

(Papper については、Adobe と Google が Linux 版 Flash Player 提供へ協業 に簡単な紹介があります。現在は Chrome のみで採用されている模様)

IE 上でも Flash コンテンツは表示されますが、CV リストに登録されたサイトに限定されることを考えると、Windows 8 上では Chorme が最も互換性の高いブラウザということになりそうです。それとも、今後、Firefox も Pepper に移行するかはちょっと興味深いところです。

また、この記事によると、Flash と PDF を例外として、プラグインの利用率は年々着実に減少していて、Flash または PDF 以外のプラグインを少しでも使う人は、既に少数派だそうです。

一方で、Flash Player の利用率は、28 日間の統計で、Chrome を使用したユーザ全体の 99.9% (要するに殆ど全員) と高いことも書かれています。この統計では、プラグインの利用に関して、今のところ 2 極化が進行中、ということが言えそうです。

 

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