タブレットでワイヤーフレームを作成できるツール Adobe Proto と Dreamweaver の連携を実現する機能拡張が Adobe Labs に公開されました。 (Proto Extension for Dreamweaver@Labs)
この機能拡張は、Dreamweaver CS5, CS5.5, CS6 をサポートします。ダウンロードはこちらのページです。(Proto Extension for Dreamweaver@Labs Downloads)
Proto と Dreamweacer は Creative Cloud 経由でファイルを共有します。具体的には、Proto と Creative Cloud を同期させてから、Proto のファイルをデスクトップにダウンロードして、Dreamweaver から開く、という手順になります。
Dreamweaver から Proto のファイル (*.pro) を開くには、
- File メニューから 「開く」 を選択してダイアログを開く
- ダイアログ内の 「ファイルの種類」 プルダウンから、"Adobe Proto files (*.pro)" か "すべてのファイル" を選択
の手順で、目的のファイルを選択します。
ファイルを開くと Dreamweaver に新しいサイト定義が追加されます。サイト定義内には、pro ファイルから抽出された HTML, CSS, JavaScript ファイルが含まれます。
ファイルシステム上では、サイト定義は、ユーザのドキュメントフォルダ内の Proto というフォルダの下につくられます。
最後にいくつか注意事項です。
- 同じ .pro ファイルでも、ファイルをを開くたびに新しいサイト定義が作られます
- Dreamweaver CS5 では、ライブビューが有効な状態では .pro ファイルを開けません
- XP または Vista に Dreamweaver CS5 の組み合わせでは、インストール時にエラーメッセージが表示されます (無視してよいそうです)
- 今回は、iPad 版 Proto との連携を実現するもののようで、Android 版に関する記述は見当たりません
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