HTML5 のモーションデザインツール Edge のプレビュー 6 が Adobe Labs に公開されました。 (Edge@Labs)
今回から、日本語の UI が提供されるようになりました。今まで様子見だった人もそろそろ試し時かもしれません? ダウンロードはこちらです。 (Edge@Labs Download)
ランタイムの API に若干変更があるようなので、以前のバージョンで制作したコンポジションはそのまま使わない方が良さそうです。
プレビュー 6 の主な新機能は以下のとおりです。
- 画面関連
- 起動画面のデザイン変更
- レッスンパネルの追加:
アプリ内で Edge の主要な機能を実際に試して学ぶことができる。現在、以下の 6 つのトピックが提供されている。(レッスン内容は日本語化されていない)
- Start:簡単な Edge の操作手順
- Create:図形、テキスト、画像の扱い
- Animate 1:ピンを使ったアニメーション
- Animate 2:キーフレームを使ったアニメーション
- Extend:インタラクション機能の追加
- Reuse:シンボル機能によるオブジェクトの再利用
- ローカライズ:
日本語を含む 6 カ国語をサポート。言語の変更は 「ヘルプ」 メニューの 「言語を変更」 から行う - コーディング関連
- 新しいコードパネル:
「ウインドウ」→「コード」で開く。プロジェクト内の全てのシンボルのコードを編集できる。新規にイベントやタイムラインコードの追加も可能 - "フルコード" モード
アクションの定義されている js ファイルを直接編集できるモード。コードパネルの右端の右から 2 つ目のアイコンをクリックして切り替える
- 新しいコードパネル:
- パブリッシュ関連
- Adobe DPS 用にパブリッシュ:
InDesign CS6 を使って、Edge コンポジションを Adobe DPS 内に読み込み可能 - iBooks 用にパブリッシュ:
DPS と同様の手順で iBooks に読み込める - 静的 HTML コンテンツとしてパブリッシュ:
Edge 要素を、スクリプトで動的に挿入する代わりに、HTML タグで書き出す。検索制の向上に役に立つ - Chrome Frame サポート:
IE で Chrome Frame を使った再生をサポート。インストールを促す機能も持つ
- Adobe DPS 用にパブリッシュ:
- シンボル関連
- プロジェクト間のコピー & ペースト:
シンボルをコピーして、別のプロジェクトにペースと可能 - シンボルの書き出し:
シンボルを選択して、eglib ファイルとして書き出してライブラリ化できる。読み込みは、ライブラリパネルのシンボルタブの "+" ボタンを押して 「シンボルを読み込み」 を選択
- プロジェクト間のコピー & ペースト:
- その他
- Adobe Shadow との連携:
「プラウザーでプレビュー」が、Shadow と連携したデバイス上での表示確認に対応 - コンテキストメニューの改善:
ステージ上のオブジェクトを右クリックして変形ツールを起動したり、シンボルのタイムラインをクリックして、キーフレームを追加できるなど、メニューが充実
- Adobe Shadow との連携:
更に、パフォーマンスの改善と、多くのバグ修正も行われています。
Preview4以降、既存のウェブページのエレメントに動きつけて書き出すと、元の状態がページ読み込み直後に一瞬表示されます。以前はスタイルシートが書き出されていたのですが、それがなくなってこの症状が出てます。6でも同様です。
使い方が間違っているのかしら。
tezutaku さん、こんにちは。
それは最終的な仕様が確定するまでに改善されて欲しいですね。
とりあえず HTML 要素の初期状態を非表示にするとかされているのでしょうか?
はい、dispjayプロパティでnoneを設定して対応しています。
既存のウェブページの記述を変更することなくアニメーション設定できるのも
ウリだと思うので対応を期待します。