Adobe Labs に Shadow の新バージョンが公開されました。 (Shadow@Labs)
Shadow は、デスクトップ上の Chrome とネットワーク接続されたデバイス上の表示を自動的に同期させるツールです。利用方法はちょっとめんどくさいので、始めての方は以前の記事をご覧下さい。(Adobe Shadow の設定方法と注意点)
Shadow のプログラム一式はこちらからダウンロードできます。サポートされる環境はリリース 1 と同じです。デバイス用は iTune Store や Google Play に直接行った方が早いかもしれません。
なお、iOS 版 (1.0.184) はまだ公開されていないようでした。新しい iPad には、このバージョンが必要な様です。
さて、リリース 2 で追加された新機能は以下のとおりです。
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Localhost URL のサポート
URL に localhost、127.0.0.1、それから OS X では machine.local が指定できる -
Adobe Edge との連携
Chrome をデフォルトのブラウザに設定すると、Edge と Shadow を連携させて、Chrome 内だけでなく Shadow で接続されたデバイスでもアニメーションがプレビューできる -
HTTP 認証のサポート
認証の必要な URL も利用可能に。認証が要求されるとデバイス上に認証用のフォームが表示される。URL にログイン名とパスワードを含めることも可能 (例:http://login:password@www.mysite.com) -
キャッシュされたアセットの再読み込み
デバイスにキャッシュされたアセットを更新したい時のため、Shadow デバイスにページのリロードを指示するジェスチャを追加。ページをタップして、そのまま指を離さずに画面下に移動すると、"指を離して再読み込み" という旨のメッセージが表示される -
URL アンカー のサポート
URL に '#' を使ってページの状態を変えた場合にも対応。デバイスには更新されたアドレスバー内の URL が送信される
その他の注意事項は、リリース 1 のままのようです。