HTML5 アニメーション作成ツールの Edge プレビュー 5 が Adobe Labs に公開されました。 (Edge@Labs)
HTML5 に対応しないブラウザのサポートなど、数多くの機能が追加されています。リリースノートによるとサポート環境は少し減りました。サイトの記述では変わってませんが、Vista をお使いの方は注意した方がよいかもしれません。
ダウンロードはこちらです。 (Edge@Labs Download)
プレビュー版 4 からランタイムが変更されているため、以前のバージョンで制作したコンポジションは、そのまま動かないこともありそうです。
プレビュー版 5 の主な新機能は、以下の通りです。
- パブリッシュ関連
- jQuery を Edge コンポジションと一緒にパッケージするか、CDN からダウンロードするかを選択できる
- HTML5 をサポートしない IE8 等のブラウザ用に、静的な要素をデザインするための下位ステージを追加
- コンポジションの静的なイメージを下位ステージ用にキャプチャーする機能を追加
- コードの読み込み中に表示する画面を指定できるようプリローダーを改善
- タイムライン関連
- タイムライン上に現在の値を留めるピンを置くように仕様が変更された。ピン設定後、再生ヘッドを動かして新しい属性を指定するとアニメーションが設定される
- タイムライン再生後にリターンキーを押すと、再生開始位置に再生ヘッドが移動する
- タイムラインのコントロールにイージング関数設定用のアイコンを設置。フォーカスされた要素に設定中のイージングがアイコン上に表示される
- 再生ヘッドの横に再生開始からの時間、ピンの横に再生ヘッドからの相対時間を表示
- ステージ上の要素を右クリックして、コンテキストメニューからキーフレームを追加するメニューを表示できる。要素を選択すると、再生ヘッドの位置にキーフレームが追加される
- タイムラインの折りたたみ、ラベルの挿入、スナッピングのオンオフのボタンを追加
- タイムライン上のアクションをダブルクリックするとエディタが開く
- ステージ関連
- 回転、スケール、傾斜を設定できる変形ツール
- オブジェクトの一部の領域のみを表示するように設定できるクリッピングツール
- シンボル関連
- 全てのシンボルのインスタンスがタイムラインに表示される
- シンボルのタイムラインの長さが親のタイムラインにも表示される
- シンボルの生成と削除のイベントが利用可能
- その他
- オーバーフローを hidden に設定時でも領域外のコンテンツを表示
- 読み込んだイメージのソースをプロパティパネルから変更できる
- プロパティパネル内でカーソルアイコンを指定できる
- 要素のコンテキストメニューの拡張
- 要素パネル内の Edge が管理する要素の表示を変更
以下は新機能の紹介ビデオです。
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