今後デバイス環境向けに Flash Player の新規開発は行わないという発表がありました。
(Flash to Focus on PC Browsing and Mobile Apps; Adobe to More Aggressively Contribute to HTML5)
要約すると、
- PC 環境に対しては従来通り Flash Player の開発を継続する
- デバイス環境に対しては AIR のみ開発を継続する
- Flash Player が新しいデバイス用の OS に対応するのは Flash Player 11.1 が最後。
ただし、既存の環境に対するサポートは継続
という内容で、それに伴い、HTML5 への投資を一層強化するとのことです。
そういえば、次期バーションの Flash Professional には HTML 書き出し機能が追加されるという話ですし、Edge も開発が進められています。 (まだまだそれぞれの環境でできることのギャップは大きいですが)
また、今年の MAX のキーノートでは、CSS Region や CSS Shader のような新しい表現技術、特に CSS Shader に関しては 新しいオーサリング環境 CSS Shader Studio も紹介されていました。(これらが標準的にブラウザで利用可能になるのは、しばらく先のことになりそうですが)
Flash Playe 11.1 が Android 4 に対応するのであれば、直ぐに世界が変わるという話ではないでしょうし、デスクトップ環境はまだまだ HTML5 の利用が難しい状況です。そんな中での今回の決断は、全体の移行も早めることになるでしょうか。
正直反対ですし、この判断は理解できません。
モバイル版Flash Playerかなり快適になた上に進化も早く一
ユーザーとしても満足していました。
Flash Playerモバイル版開発の継続を切に願います。
Adobeやっちゃたなという感じが凄い。
この判断は完全に失策。間違いなく失敗。
これ撤回して モバイル版の開発継続しないとAdobe普通につぶれる。
AdobeがHTML5市場で主導権とれるわけがない。
どう考えてもデメリットの方がデカイ。
ユーザーの信頼を根幹から裏切る行為。こんなんやると誰もついてきませんよ。
Adobeを心配してもう一度書くが、これは絶対撤回したほうがいい。
少なくともモバイル版の開発中止を本当にするなら私は二度とAdobe製品買いません。
経営判断が致命的に間違ってますね。
凄い勢いでユーザーの反感買ってます。
Adobe本社のコメント欄も軽く炎上していますね。そしてこれからも燃え続けると思います。
まずいきなり『中止』というのがいけない。
PCよりリリースが遅くなるけど、モバイル版の開発はこれからも続けるよという形にすれば全然違ったと思います。
私は常にPC版の最新のFlash Playerをモバイルデバイスと同時にリリースする必要はないと思っています。
しかしモバイル版開発の『中止』は絶対に反対です。これをすると開発者が一気に離れる事になるからです。
Flashの進化は早いのでモバイルがそれに合わせる事が難しいという点は理解できます。しかしリリースを遅らしてでも開発は続けるべきです。
PC版がPlayer12をリリース→一年後にモバイル版がのPlayer 12をリリース。
これくらいPC版と遅れてもいいのでモバイル版の開発は続けていくべきでしょう。
続けてさえくれれば多少リリースが遅くなってもいいんです。
極端な話、Flash Liteのように多少機能を制限しても構いません。
モバイル版Playerの開発を『続ける』事、或いはそのポーズを取る事が、ユーザーを繋ぎ止める点においてなにより重要です。
いきなり『中止』するのとペースを落としてでも機能を制限してでも『続ける』のでは印象がまるで違います
Adobeの内部事情に詳しいわけでは無いですが、他にもっと良い対応はあったと断言できます。
いきなり中止という暴挙した事はどう好意的にみても失敗です。
これをやってしまったらAdobeは二度とユーザーから信頼されませんよ。
こんなんでHTML5ツール出されても、買う人はいないでしょう。
実際私の周りの開発者でAdobeのHTML5ツールに興味を示している人は一人もいません。
いまからでも遅くないので、モバイル版Playerの開発に関しては他の対応を検討した方が良いでしょう。
Windows8 の Metro ベースでは、既に Flash がサポートされない旨が発表されている。PC 版の Flash の席が空くのも時間の問題。
Android ベースでの Flash エンハンスが止まると、Flash の利用を iPhone 系との大きな違いとしてセールス展開していた Google Android 陣にとってダメージは想像以上にでかい。
Adobe は既に AIR に軸先を大きく移しており、儲からないプラグインはこの際捨てた方が AIR の普及にも都合が良いという判断でしょう。
AIR アプリを普及させ、Google の Android market のビジネスモデル宜しく寺銭稼ぎを狙っているのはミエミエです。
Android は多分制約多いんでしょうね。AIR で作った swf は PC ではきちんと動作するものの、apk にして android に持っていくと音が出なくなる(泣)
Bug 2869263 みたいなバグがあるので streaming だけかと思いきや、ローカルの mp3 でも起こる。頭が痛い。
兵さん、Java技術者さん、4Sさん、jesusisinusさん、コメントありがとうございます。
私も、もう中の人ではなくなったので詳しいことは分かりませんが、残念なのは、今回の判断は Flash チームが考えた上でこれがよいと結論したものではなく、別のどこかで決められたっぽい感じがしていることです。
Web の未来の少なくとも一部を担っているという矜持を持った会社であって欲しかったです。
Web は本当に楽しい場所だったのですが。