先日公開されたばかりの Adobe Edge (新しい HTML5 ツール Adobe Edge プレビュー版公開) プレビュー版が更新されました。(Adobe Edge Preview@Labs)
Edge は HTML5, JavaScript, CSS3 ベースのモーション制作ツールです。最初にプレビュー版が公開されてからわずか一月あまりですが、プレビュー版 2 では、コミュニティからのフィードバックを元に多くの修正や機能追加が行われました。
プレビュー 2 のダウンロードは Labs からです。Adobe ID が必要です。 (Adobe Edge@Labs Downloads)
プレビュー 2 の新機能
以下は、プレビュー版からの更新点です。これを見ると、まだまだできかけのツールだという感じですね。
要素関連
- セマンティックタグの指定
Edge 内で作成した図形、イメージ、テキストのタグの種類を指定できる - 要素のコピー&ペースト
Edge 内の要素をコピペで複製可能。イメージを複製した場合は同じ画像データを参照する - ドラッグ&ドロップによる z-index 操作
Edge の要素パネル内の順序を操作して、各要素の重なり順を変更できる - ファイル名を ID として使用
画像ファイルをインポートして作成された要素の名前が、元のファイル名と同じになる
ステージ関連
- スマートガイド
ステージ上のオブジェクトを移動したり大きさを変更するとガイドが表示される。これにより、他のオブジェクトとの整列作業等が行いやすくなる - 座標系の見直し
要素の配置や大きさを決める際に、一貫した座標系が使われるよう変更 - 要素の整列と分布
複数の要素を選択して整列や分布が可能に。Modifyメニューから指定できる - 変形点の指定
変形点をステージ上でも指定できるように変更
タイムライン関連
- トランジションのコピー機能拡張
要素に設定されたトランジションを複数の要素にコピー可能 - 再生ヘッドのドラッグによる移動
Alt/Option キーを押しながら再生ヘッドをドラッグして新しい場所に移動できる - タイムラインのスクラブ
Command/Ctrl キーを押しながら再生ヘッドをドラッグしてタイムラインをスクラブできる - 再生位置の指定
タイムライン上の再生位置を数値で指定可能に
その他
- Windows 7 対応
ビット深度の設定によって起動時にクラッシュする問題に対応 - jQuery 更新
jQuery の最新バージョン 1.6.2 に対応 - バグ諸々の修正
コメントする