aerial さんから質問いただいたこともあり、Flash Professional CS5.5 に AIR 2.7 SDK を設定する方法を解説します。
この変更による問題があってもサポートはありません。あくまで自己責任でお願いします。
- SDK の上書き
- AIR 2.7 SDK をダウンロード (Download Adobe AIR SDK)
Win: AdobeAIRSDK.zip
Mac: AdobeAIRSDK.tbz2 - ダウンロードした圧縮ファイルを解凍
- 実行中であれば Flash Professional CS5.5 を終了
- 下記のパスの下に AIR2.6 というフォルダを見つける
Win: C:\Program Files (x86)\Adobe\Adobe Flash CS5.5\
Mac: Applications/Adobe Flash CS5.5/ - AIR2.6 フォルダの名前を変更 (AIR2.6ORG 等)、もしくは別の場所に移動
- ステップ 2 で解凍したフォルダの名称を AIR2.6 に変更
- 名称変更したフォルダを下記のフォルダの下に移動
Win: C:\Program Files (x86)\Adobe\Adobe Flash CS5.5\
Mac: Applications/Adobe Flash CS5.5/
- AIR 2.7 SDK をダウンロード (Download Adobe AIR SDK)
- airglobal.swc の上書き
- 上の手順で新しくコピーした AIR2.6 フォルダ内の /frameworks/libs/air/ フォルダを開く
- フォルダ内の airglobal.swc をコピー
- Adobe Flash CS5.5/Common/Configuration/ActionScript 3.0/AIR2.6/ を開く
- フォルダ内の airglobal.swc ファイルの名前を変更、もしくは別の場所に移動
- ステップ 2 でコピーした airglobal.swc をフォルダ内にペースト
- 属性記述ファイルの上書き
- Adobe Flash CS5.5/Common/Configuration/Players/ フォルダを開く
- AdobeAIR2_6.xml、AiriPhone.xml、Android.xml をそれぞれコピーして別名で保存
- AdobeAIR2_6.xml、AiriPhone.xml、Android.xml をエディタで開く
- それぞれのファイル内の player タグの version 属性を 11 から 12 に変更
- Android.xml:
<player id="android_0" version="12" asversion="3" minasversion="3"> - AiriPhone.xml:
<player id="PFI1_0" version="12" asversion="3" minasversion="3"> - AdobeAIR2_6.xml:
<player id="AdobeAIR2_6" version="12" asversion="3" minasversion="3"> - ファイルを保存して閉じる
以上です。
Flash Professional を再起動して、ターゲットの Player に AIR2.6、iOS、Android のいずれかを選べば、とりあえず AIR2.7 の新しい API が使えると思います。
有難うございます。さっそくやってみたところ新APIを使ってパブリッシュすることができました!
肝心のAPI使用感(AEC)をコメントしたかったのですが、まだ期待通りの動作が実現できないので、もうちょっと検証を続けてみます。(おんぼろノートがいけないのかも。。)
正式サポートも待ち遠しいですが、試すことができるので本当に助かりました。
実行環境の理由から 2.5, 2.6 を残したまま 2.7 を使いたいのですが、追加という形でできる方法はありませんでしょうか?
aktaka さん、こんにちは。
今の仕様だと異なるバージョンの共存は難しいように思います。
3 ヶ月ごとに新しいバージョンが出ることを考えると、どうすると良いか悩ましいところですね。
難しいですか。。。残念。
既存環境を残しつつ、新しい環境が追加できるような仕様になったらと思います。CS6? ではそのようになっていることを期待しています!